換気扇の電気代とは?キッチン換気扇や、使わないデメリット3選!

キッチンや風呂場、便所などに設置してある換気扇は、空気を入れ替えることが目的ですが、換気扇を長時間回すと電気代はいくら位になるのでしょうか。24時間換気システムの高気密高断熱住宅であれば、常にスイッチを入れておくことになりますので、気になるのではないでしょうか。

換気扇の一ヶ月の電気代は?

キッチン換気扇の電気代

家電製品の電気代は、消費電力の数値と電力料金単価を掛け合わせて計算します。一般的なキッチン換気扇の消費電力は20Wから30Wです。 全国家庭電気製品公正取引協議会が設定した新電力料金目安単価27円/kWh(税込)をもとに、換気扇の電気代を計算すると、一日中使用してもキッチン換気扇の電気代は13円から19.5円程度となります。 なお、キッチンの電気代については、こちらの記事も参考にしてみてください。

24時間換気システムの電気代

24時間換気システムの導入は、平成15年7月の建築基準法改正により義務化されています。 一戸建て住宅と共同住宅の違いなどにより換気設備の種類が異なりますが、一戸建て住宅向けの24時間換気システム用の換気扇になると、消費電力が1台あたり2Wから3W程度の商品もあります。 2Wから3W程度の換気扇の電気代は、24時間で1.3円から1.95円程度、1カ月を30日として24時間運転しても39円から58円程度です。仮に1カ月24時間運転の電気代が50円の商品の場合、1台あたりわずか年間600円なのです。
なお、換気扇ではなく扇風機の電気代についてはこちらの記事をご覧ください。

電気代節約よりもデメリットが上回る

換気扇を使わないと臭いがこもる

現代の高気密高断熱住宅はどうしても空気がこもりがちになるため、強制換気により家の中の空気を外の空気と入れ替える必要があります。従来の在来工法で建てた家は開放的で自然に換気が行われていましたが、年々気密性と断熱性が高い住宅が多くなりました。 家の中の空気は、人が生活しているだけで汚れてしまいます。人は呼吸することにより二酸化炭素を出しますし、生活臭などで空気が汚れます。

換気扇を使わないとカビが生えやすく

高気密高断熱の家は、冷暖房設備との併用により、冬でも暖かく夏でも涼しい住宅環境を提供しています。しかし、空気がこもりやすく夏には湿気もこもりやすくなります。夏の湿度が高い日本のような気候の地域で、高気密高断熱住宅を建てるときは、湿気対策が大切です。 湿気対策を怠ると、カビが発生し、健康被害も起こりやすくなります。

換気扇を使わないと家の寿命が縮む

計画的に換気を行わず、湿気が多い状態で放置すると、建物の土台や柱などの木材が傷みやすくなります。水回りなど湿気の多い場所を中心に土台や柱などの傷みが早くなり、結果的に家の寿命を縮めてしまいます。 換気扇の電気代を気にして家の寿命を縮めては、元も子もない話です。換気扇に関しては、家や住んでいる人のことを考えて、電気代をあまり気にしない方がよいでしょう。

換気扇はつけっぱなしがおすすめ

お風呂は一晩中回しっぱなしにしよう

家の中でも特に湿気がこもりやすいのが風呂場です。気密性が高い家であれば、湿気がこもりやすいという傾向は強くなります。入浴後は、最低でも朝まで換気扇を回しておき、湿気や汚れた空気をできるだけ排出するよう心掛けてください。 換気扇の電気代は安いため、デメリットを考えると、できる限りつけっぱなしにすることをお勧めします。

ゴキブリや虫の侵入を防ぐ効果も

ゴキブリは、暖かい場所を求めて家の中に侵入してきます。侵入経路は様々ですが、換気扇もその1つと考えられます。換気扇からの侵入を防ぐ方法は、フィルターを取り付けるか、つけっぱなしにするかのどちらかです。 玄関や窓などを戸締りした後でも、換気扇や通風口は、ゴキブリや虫にとっては出入り可能な箇所ですので、対策を取りましょう。

換気扇つけっぱなしで壊れる可能性は?

古い換気扇が火事の原因になることも

家電製品を使用するにあたって知っておく必要があるのが、経年劣化による事故です。 換気扇本体の発火によって火災が発生した、という事故が多数報告されています。製品破損にとどまらず、家財などの物的被害、人的被害にまで拡大することもあり得るのです。 製造不良など製品起因の事故に比べ、経年劣化による事故の場合は、火災などの拡大被害につながるケースが多くみられます。 換気扇の事故予防のためには、異常動作などに対する注意・異常発見時の使用停止や迅速な交換対応・耐用年数を考慮しての早めの交換、などが大切です。

エアコンと一緒につけても大丈夫?

大丈夫だが定期的に換気をしよう

換気扇の役割は、室内の汚れた空気を外に出し、新鮮な空気を取り込むことです。そのため、エアコンの冷暖房運転で暖めたり、冷やした室内の空気が排出されたりすることになります。 しかし、換気は必要ですので、エアコンの冷暖房運転時でも定期的に時間を決めて換気をしましょう。 なお、冷暖房効果が損なわれにくい熱交換形換気扇も市販されています。商品により性能の違いはありますが、約70%の熱エネルギーを回収してくれます。 エアコンの電気代については、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

高気密高断熱住宅が多い昨今では、家の中の空気はこもりやすく換気設備は必要不可欠です。台所や風呂場などの水回りや夏場など、家の中は湿気もこもります。換気扇は電気代が安いため、住んでいる人の健康や家の寿命を優先して積極的に使うようにしましょう。また、メンテナンスについても忘れないようにしてください。

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