貯金がうまくいく通帳の分け方とは?おすすめの使い分け方法も紹介

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金融機関の口座は、様々な用途で利用することができます。貯金も用途の1つですが、口座を複数持って使い分けをすることにより、貯金が上手く行きやすくなります。今回は口座の基本知識に加えて、おすすめの使い分け方法もご紹介。

そもそも預金通帳の意味とは?

預金した人に渡す帳面のこと

預金通帳といえば、口座を開設した際に受け取るものですが、意味としては「預金した人に渡す帳面」です。さらに、預金者であるということを示す証や、お金の預け入れ及び引き出しの履歴の証拠という意味でもあります。 都市銀行や地方銀行、信用組合などは銀行法、信用金庫法、中小企業等協同組合法といった法律でこちらの「預金」通帳と呼ぶことになっています。企業などの法人がお金を一旦預けるという見方が強かったことが由来です。

金融機関によっては貯金通帳と呼ぶ

郵便局や農業協同組合、水産協同組合などの金融機関は「貯金」通帳と呼びます。郵便貯金法、農業協同組合法、水産協同組合法によるものです。お金を個人が預けるという見方が強かったことが由来です。

通帳を使い分けするポイントとは?

引き出し口座と貯蓄用口座を分ける

通帳は、引き出し口座と貯蓄用口座の2つに分けることがポイントです。引き出し口座は、振り込まれたお給料などを受け取る場として、それを引き出す役割となります。一方で貯蓄用口座は、残ったお金を預け入れる場です。

口座を分けることが貯金に繋がるコツ

貯蓄用口座には、先述の通り余ったお金を預けておくわけですが、この方法を実践することによるメリットがあります。「貯金がしやすい」という点です。 お給料の受け取りと貯金は、機能的にはもちろん1つの口座で可能です。ですが、お給料の受け取りの収入と引き落としや振り込みなどでの支出を行なっていれば「いくら貯金ができているか」がわかりにくくなってしまいます。口座を分けることで防げば、貯金がしやすくなります。

記帳はこまめに行うようにしよう

口座における預け入れや引き出しはキャッシュカードだけでも可能なため、記帳をせずとも長期間利用することができます。しかし、記帳をこまめに行わなければ、年収20万円以上になった際に必要となる「確定申告」で収入の証明がすぐにはできません。 もし給与所得によるお給料であれば、記帳した通帳でなくとも源泉徴収票の提示により済ませられます。給与所得による収入ではなく源泉徴収表が用意されない場合、記帳をしていないと確定申告が難しくなります。 記帳をいつまでもしなければ、確定申告がスムーズにできないだけでなく「銀行側が合算記帳をしてしまう」というリスクが発生。本来記帳は、収入における「振り込み元」及び支出における「振り込み先」や、その日付などの詳細な情報を記すものです。 合算記帳であれば、記帳をせずに蓄積した情報を「合算」の名目だけでまとめて記帳してしまいます。詳細な情報まで記されてはいないために、確定申告でも十分な証拠になってくれないわけです。

通帳は銀行だと1人何冊作れる?


原則として1人1冊まで

通帳を作る場合、金融機関の大部分は原則で1人1冊としています。これは、振り込め詐欺をはじめとする、口座を利用される恐れがある犯罪を減らす対策を講じているからです。 また、口座の売買は闇取引という形でも行われており、簡単に1人で何冊でも大量に開設できてしまえば売買の件数も増えてしまう可能性があります。それを防ぐためでもあるのです。

郵便局では1人1冊以上作れる

郵便局でも「ゆうちょ銀行」という金融機関がありますが、こちらでは1人で1冊以上の口座を開設できます。 郵便局が民営化される以前は、他の金融機関と同様に1人1冊という決まりでした。それが、民営化以降に緩和されたのが主な理由です。しっかりと2冊目以降を開設する理由があれば、基本的に誰でも郵便局で申請することで可能となります。

通帳を紛失してしまった場合は?

各金融機関にすぐ連絡を

通帳を紛失してしまった際は、その通帳を扱う金融機関へすぐに連絡しておくことが不可欠。通帳のみならず、キャッシュカードを紛失した際の対処も同様です。 連絡先は、ゆうちょ銀行であれば「カード紛失センター(0120-794-889)」へ、三菱UFJ銀行であれば「喪失受付センター(0120-544-565または03-5637-0875)」、みずほ銀行の場合は0120-415-415、りそな銀行の場合は、平日の8時40分から17時までの時間帯はご自身の利用している各支店へ、その時間帯以外は「クイックロビー運営センター(0120-20-1343)」に連絡することが必要です。 金融機関へ連絡することにより、一時的に利用不可能な状態にしてもらえます。すると、紛失した通帳やキャッシュカードを誰かが拾得して悪用しようとしてもできないようになるのです。

悪用される危険性を知っておこう

口座は、様々な手段で悪用される可能性があります。先述の振り込め詐欺や口座そのものの売買に加えて、勝手に預金を引き出されてしまったり、無断で融資をされて債務者になってしまうなど、いくつも挙げられます。どのように悪用されてしまうかを知っておくことも重要です。

まとめ

口座の使い分けなどについて、知って頂くことはできましたでしょうか。貯金を上手に行いながら、ご紹介した通帳やキャッシュカードの紛失時の対処法も覚えておくことで、より安全にお金の管理をしていくことができます。

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