簡単家計簿の書き方は?Excel管理法とノートでのまとめ方を紹介

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家計簿をつけることで収支を把握できるだけでなく、使途不明金を減らす効果もあり、メリットはたくさんあります。家計簿と一概に聞いても何から始めたら良いのかわからないという人は、パソコンやノートで自分に合った家計簿を作ってみましょう。

家計簿をExcelで管理するメリット

無料で手軽に始められる

自身の所有するパソコンにMicrosoft officeのExcel(エクセル)や、KingSoftのWPS SpreadSheets(スプレッドシート)が入っている人は、そのまま始められます。 一から始めるのが難しい人には、家計簿のテンプレートが無料で配布されているものもありますので、後述で詳しく説明します。

Excelに慣れていれば操作が簡単

エクセルで家計簿をつける場合は、あらかじめ組み込んでおいた数式を用いて自動計算や集計も可能です。集計する手間や計算ミスの軽減が期待できます。一度組み込んでしまえばその後の作業がグッと減り、家計簿管理が楽になるメリットがあります。

一画面で数年分の推移をすぐに確認

過去のデータなどを確認したい場合、ノートで家計簿をつけていると複数あるノートから見返す必要がありますが、パソコンで管理する場合はすぐに確認できるようになります。 データの推移やトータル結果など、全て組み込むことができるので、数年分のデータであっても一画面で確認できて場所も取りません。

Excel家計簿の作り方は?

1ワークシートを1カ月分に設定

基本的に、1ワークシートにつき1カ月分として設定してみましょう。画面の下部にある「Sheet」というタブを「1月」などの名前に変更しておくとわかりやすくなります。 月ごとに翌月分のワークシートを作成する方法や、 1年分のワークシートを先に作っておく方法などありますが、自身のやりやすい方法で進めてみてください。

セルに日付、費目などの項目を入力

まずは任意のセルに日付・収入・支出・品目・残高など、家計簿に必要な項目を入力していきましょう。自身に必要な項目についてそれぞれ必要な数で用意しておくのがおすすめです。なお、共働きの場合は、必要であれば収入を分けるなどが有効です。 エクセルには「セル」というマス目が標準装備されています。横のセルは「列」として番号がアルファベットで表示されており、縦のセルは「行」として番号が数字で表示されています。 例として、C列の5番目にあるセルは「C5」になり、数式を組み込む際に利用することがあるので頭に入れておきましょう。

罫線や色をつけ見やすくデザイン

セルを囲う線「罫線」を利用すると、表が見やすくなります。 罫線を引きたいセルを選択したあとに、メニューから「セルの書式設定→罫線タブ」をクリックすることで利用できます。注目したいセルや項目ごとに色付けをするとさらに見やすくなりますので、自身が見やすいように変更してみましょう。

計算式の挿入

項目や表全体の準備ができれば、次に計算式の入力をします。計算式には足し算や引き算の他にも、掛け算や割り算もでるので上手に使い分けてみてください。 答え(計算式)を自動入力したいセルをクリックし、「=」を入力、マウスを利用して計算したいセルをクリックすると、選択したセルの列行番号が表示されます。 そこに四則計算の記号(足し算の場合は+)を入力、次のセルをマウスでクリック、を繰り返し、最後に「Enter」を押すと自動計算されます。 他にも、上部の小窓を利用して計算式を組み込むことも可能です。 足し算の場合は「=SUM(    )」が基本的な形です。答えを表示したいセルをクリックし、上部にある小窓に「=SUM」と入力、計算したいセルを複数選択(ドラッグまたはCtrl+クリック)することで計算できます。

おすすめのExcel家計簿テンプレート

0から作るのが面倒な人に最適

上述したExcel家計簿の作り方の説明を見て、諦めたくなる人も少なくないかもしれません。 エクセルは、慣れてしまうとさまざまな機能を使いこなせるようになりますが、慣れるまでは難しいことも多いので、まずは家計簿用の無料テンプレートを利用するのもおすすめです。

Office.comテンプレート

Office.comテンプレートは、エクセルの提供元「Microsoft Office」が展開するテンプレートです。 エクセルを利用する際に「テンプレートから新規作成」をクリックすると、さまざまなテンプレートがあるのを見ることができます。検索窓で「家計簿」と入力すると、20種類以上の家計簿テンプレートが表示されるので、好みのものを利用してみましょう。

うきうき家計簿

うきうき家計簿は、インターネット上で提供されている無料テンプレートです。 通常の項目に加えて、細かい項目分け(例:食費→お米→銘柄など)も可能です。固定費の自動入力機能や、日計月計などの集計結果を一覧表示する機能、クレジット分けやグラフ機能も標準装備されています。

無料エクセル家計簿

無料エクセル家計簿も、インターネット上で提供されている無料テンプレートです。月や項目、金額を入力するシンプルな家計簿です。金額を入力するだけで、月ごとの集計や項目ごとの集計ができます。予算の設定も可能で、予算と実績の比較もできます。

ノートに手書きでまとめる書き方・つけ方

最初に目標や年額支出、月収支を書く

パソコンが苦手な人や、アナログ方式が好みの人にはノート式家計簿もおすすめです。ここでは比較的わかりやすい家計簿の付け方を紹介します。 まずは、1ページ目に「○までに○円貯金する」「来年、車やマイホームを買う」など、具体的な目標を記入しておくのがおすすめです。また、年単位で必要な保険や税金の支出、イベント費も書き出しておきましょう。 年額支出のための月別積立や、ボーナス支払いの予算も同時に計画として記入しておくと便利です。 なお、ノート家計簿についてはこちらの記事もおすすめです。 [blogcard url=”https://cktt.jp/8564”] ノート家計簿よりも簡単に家計管理をしたい方は、家計管理に役立つアプリの紹介があるこちらの記事をご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/8462”]

大費目は5つ、小費目はシンプルに

大きな項目は「収入、先取り貯金、月別積立費、固定費、やりくり費」で分けておきます。月収支の目安は、収入○円から先取り貯金○円、月別積立○円、固定費○円などを差し引いた実質のやりくり費を算出しましょう。 収入は、夫収入、妻パート収入などです。先取り貯蓄は貯金・車・家・教育費などで、積立は年払い保険や税金など。固定費は電気・水道・ガソリンなどが入ります。やりくり費は、食費・日用品・交際費・雑費などが項目として当てはまります。

毎月、やりくり費を割り出す

毎月、左ページにやりくり費を除く大項目4つを書き出し、やりくり費を割り出します。やりくり費が算出できたら、やりくり費の費目ごと(食費やお小遣い、美容費、予備費など)に予算を立てましょう。

右ページにやりくり費を記入する

次は右ページの1行目に、先ほど予算を立てたやりくり費の費目を書きます。ここまでが毎月のテンプレートとなります。あとは買い物をするごとに日付や買ったお店を記入し、各項目の下にくるように購入金額を記入していってください。

月ごとに合計、年度のまとめ

手書きの家計簿も、1カ月ごとに締めを行います。予算と比較して赤字の場合は、どれが原因だったのかしっかりと把握しましょう。やりくり費の残金があれば来月へ繰り越すのか、貯金をするのか、ご褒美で何か買うのかなど、楽しみながら続けてみるのもおすすめです。 1年分のまとめとしては、1年間の予算と実際の支出を比較してどの項目に余裕があったのか、どの項目が足りなかったのかを確認して次年度の予算計画を立てましょう。

まとめ

家計簿をつけて見返すことで、支出の無駄を減らしましょう。パソコンでもノートでも、しっかりと家計状況を把握することで、貯金や目標に向けて明確な方法を見つけやすくなります。どんな方法であっても、継続することが大切です。

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