お茶の出し方のマナーとは?ビジネスシーンでの流れや礼儀を紹介!

ビジネスシーンにおけるお茶の正しい出し方についてご存じですか?ビジネスシーンではお茶を来客に出すシーンが度々見受けられます。そんな時正しいマナーで出さないと恥ずかしいですよね!今回はお茶の出し方の流れや準備の方法、マナーについてまとめてみました。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



ビジネスシーンにおけるお茶の出し方|準備編

ビジネスシーンにおけるお茶の準備①茶碗を温める

たいやき

ビジネスシーンにおけるお茶の準備、1つ目にご紹介するのは茶碗を温めるという準備作業です。温かいお茶は温かさがずっと続いて欲しいですよね。ぬるくなったお茶を好き好んで飲む人はあまりいないかと思われますし、すぐぬるくなるお茶を来客にお出しするのは失礼にあたります。

もちろん熱く淹れたお茶を用意する必要がありますが、お茶を茶碗に注ぐ前に予め茶碗をお湯などで温めておくと、お茶が冷めにくくなります。お茶を入れる容器が詰めたいとせっかく熱く淹れたお茶も冷めてしまいます。しかし、温かい容器にしておけばなかなか冷めにくくなります。

ビジネスシーンにおけるお茶の準備②急須に茶葉とお湯を入れて1分蒸す

時計

ビジネスシーンにおけるお茶の準備、2つ目にご紹介するのは急須に茶葉とお湯を入れて1分蒸すという準備作業です。美味しいお茶の淹れ方は様々な方法がありますが、やはり少しの時間だけでも蒸すのが美味しくお茶をつくるコツです。

急須にお茶の茶葉とお湯を注いだら、蓋をして1分ほど待ちましょう。こうやって蒸すことによって、お茶の旨みや甘味がしっかりと出て美味しお茶を淹れることができます。

ビジネスシーンにおけるお茶の準備③茶托では無くお盆に乗せる

お茶菓子

ビジネスシーンにおける茶の準備、3つ目にご紹介するのは茶托ではなくお盆に乗せるという準備工程です。お茶が淹れ終わり、いよいよ来客などにお茶を出すという時、予めお茶を茶托に乗せて運んではいけません。お茶の茶碗はそのまま直にお盆にのせ、茶托も重ねてお盆に乗せておきます。

これは、実際にお茶を来客に出す際に、茶托にお茶の茶碗を乗せてからだすという作法が入るため、予めお盆の上にお茶を茶托つきで乗せておくことはしないのです。また、茶托に乗せてお盆で運ばないことによって、スペースが有効活用出来て、1つのお盆で多くのお茶を運ぶことができます。

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方|流れ


ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ①ノックをして入室

女性

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ、1つ目にご紹介するのはノックをして入室するという流れです。来客がいたり、仕事の会議などでお茶出しをする場合、会議室などでお茶を作ることはありません。必ず給湯室などでお茶を作ってから持っていきますよね。

その時、会議室など部屋の中には必ず来客や誰かしらがいる状態なので、入室する時は必ずノックをする必要があります。ノックをし、「失礼します」と一言添えてから、部屋の中に入るようにしましょう。ノックもせず無言で入室するのはマナー違反ですから気をつけましょう。

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ②下座にお盆を一度置く

会議

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ、2つ目にご紹介するのは下座にお盆を一度置くという出し方の流れです。お茶を出す際、茶碗は茶托に乗っていませんし、一度机の上でお茶を出すための準備をする必要があります。その場合、下座にお盆を一度置いて、そこで準備をしましょう。

間違っても上座にお盆を置いてしまうことがないように注意が必要です。下座の席に座っている人は、だいたいこの出し方の流れを把握しているはずですが、一言「失礼します」や「お盆置かせていただきます」などの声掛けがあるとよいでしょう。

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ③お盆は左脇に抱えて退室

タブレット

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方の流れ、3つ目にご紹介するのはお盆は左脇に抱えて退室するという出し方の流れです。お茶を来客などに出し終わり、退室する際には、お盆を左わきに抱えるようにしましょう。両手で持ったりぶらぶらさせたりするとだらしないですから、しっかり左わきに抱える必要があります。

仕事において、会社に誰かが来客するというのは非常によくあるパターンです。わざわざ自分の会社まで足を運んでくれた相手にお礼のビジネスメールを送るシーンもよく見受けられます。以下の記事では、来社した来客に対してお礼のビジネスメールを送る際の文例をまとめているので是非チェックしてみてくださいね!

Small thumb shutterstock 341257523
来社した来客へのお礼のビジネスメールの文例5選|英語の文例も

あなたは、来社した来客へのお礼のビジネスメールの送り方を知っていますか?この記事では、具体的な文例も交えながら来客へのお礼メールの内容について詳しく解説し...


ビジネスシーンにおけるお茶の出し方|マナー編

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー①右後方から両手で茶托を持つ

握手

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー、1つ目にご紹介するのは右後方から両手で茶托を持つという出し方のマナーです。下座の方で一度お盆を置き、そこでお茶の準備をしたら両手で茶托を持って、お茶を出す人の後ろ側に回ります。

この時、お茶は右後方からお出しするのが正しい礼儀作法の出し方です。たいていの人間は右利きでありますから、飲み物は右上に置くのが一般的ですよね。右後方から相手の右上にお茶を出すと、相手がお茶を取りやすいので、このようなマナーになっているのです。

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー②席次を必ず確認する

上座

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー、2つ目にご紹介するのは席次を必ず確認するというマナーです。お茶を出す場合、最も守らなくてはならないのがお茶を出す順番です。必ず偉い人から出さなければなりません。間違ってでも下座に座っている人から出してはNGなのです。

2,3人の少人数のお茶出しであれば、まず最初に上座の人や来客に出してから、下座の人間にお茶を出せば構いませんが、大人数の会議などでお茶出しをする場合には、予め席次を確認しておき、相手に不快な思いをさせないようにお茶出しをする必要があります。

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー③一言言うか目礼をする

握手

ビジネスシーンにおけるお茶の出し方のマナー、3つ目にご紹介するのは一言言うか、目礼をするという礼儀作法です。お茶をそれぞれ出す場合、無言でお茶を出すのは失礼になります。一言「失礼します」と声をかけてお茶を出すのが礼儀です。

ただ、会議が進行していたりして自分の「失礼します」という声が邪魔になってしまうと感じるような場面でしたら、目礼だけで構いません。しかし間違ってでも無言やノーアクションでぶっきらぼうにお茶を出さないようにしましょう。


温かいお茶以外をビジネスシーンで出す場合の注意とマナーとは?

来客にカップの飲み物を出す場合の注意と作法

カップ

来客にカップの飲み物を出す場合の注意と作法についてご紹介します。お茶の場合は湯飲み茶わんなので取ってがついていることはありませんが、コーヒーや紅茶など、カップで提供する場合は、かならずソーサーの上にカップを置き、取っての部分が左側に来るようにして出しましょう。

また、ティースプーンや砂糖やミルクは、ソーサーの上に置いて出すと良いです。少人数の場合はそれぞれに砂糖やミルクを渡した方がいいですが、大人数の場合などはいくつか砂糖やミルクをまとめておいて、卓上に置き、自由に取ってもらうスタイルにしても問題ありません。

来客に冷たい飲み物を出す場合の注意と作法

水

仕事の来客に冷たい飲み物を出す場合の注意と作法は、必ずコースターを使用するという点が重要です。冷たい飲み物は必ず水滴が垂れてきますから、コースターを準備する必要があります。また、ミルクやシロップなどもホット同様一緒に置くか、まとめて置いておくかなどにしましょう。

来客にペットボトルを出す場合の注意と作法

ペットボトル

来客にペットボトルを出す場合の注意と作法をご紹介します。そもそもペットボトルを来客に出すのは礼儀違反と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。失礼には当たりませんが、ペットボトルを出す際は、必ず予め冷たくしておくようにしましょう。

仕事で来客があった場合の礼儀作法

仕事で来客があった場合の礼儀作法①必ず挨拶を

女性の手

仕事で来客があった場合の礼儀作法、1つ目にご紹介するのは必ず挨拶をするという礼儀作法です。来客対応をする場合、予め分かっている来客であっても、そうでなくとも挨拶が必要になります。挨拶は社会人として当たり前のマナーですから明るくしっかりと挨拶するようにしましょう。

仕事で来客があった場合の礼儀作法②ドアの開閉には注意を!

ドア

仕事で来客があった場合の礼儀作法、2つ目にご紹介するのはドアの開閉には注意をするという礼儀作法です。ドアを開閉する場合、外側に開くタイプのドアであれば、来客を先にお通しします。逆に、ドアが内側に開くタイプのドアであれば自分が先に入るのがマナーです。

また、来客を受付から会議室などに案内する場合は、先に行き先を告げてから、自分が来客の前を歩いて先導します。先に行き先を告げないと、相手はこれから一体どこへ連れて行かれるんだろうと不安になりますから、必ず最初に「××までご案内します」と一言添えましょう。

仕事で来客があった場合の礼儀作法③上座に案内する

手

仕事で来客があった場合の礼儀作法、3つ目にご紹介するのは上座に案内すると言う礼儀作法です。来客は必ず上座に案内するというのが基本的なマナーです。来客が自ら進んで上座に座ろうとすることはあまりないので、案内する際に上座をすすめながらスマートに案内しましょう。

ビジネスマナーには様々な決まりがあります。お茶出しに関しても重要なポイントとなるノックですが、一体何回ノックをするのが正しいのでしょうか?以下の記事ではドアのノックの回数について正しい回数や意味をシーン別にご紹介していますので、是非こちらも併せてチェックしてみてくださいね!

Small thumb shutterstock 364265705
ドアのノックの回数の意味は?面接・トイレ・何回・ビジネスマナーも

ドアのノックの回数の意味を知っていますか?2回・3回・4回など、ノックの回数には意味があります。ビジネスマナーとして基本のことから、面接やトイレなど、場面...

お茶の出し方のマナーを知ってビジネスに活かそう!

いかがでしたか?ビジネスシーンに置いてお茶出しというのは特に女性であれば一度は経験する場面かと思います。たかがお茶出しですが、細かなルールや礼儀作法がありますので、きちんと重要なポイントや流れをマスターして、失礼のないようなお茶出しをするようにしましょう!


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。