高校教師の平均年収はどれくらい?年代別・男女別や私立・公立別も紹介!

高校教師と聞いてどんなイメージを持ちますか? 先生との出会いで高校教師になりたいと思っている方もいると思います。 実際に働いてみた時に生徒の立場だと分からない高校教師の仕事内容や、気になる平均年収を年代別、男女別、そして公立と私立を区分してご紹介します。

高校教師の仕事内容とは?

高校教師の主な仕事内容①各教科担当

日記をつける

高校教師の主な仕事内容の1つ目は、教科担当です。国から定められている学習指導方針に沿って授業準備を整えてから授業に挑みます。ただ単に教室に入り授業をこなすというだけではなく、専門教科の質を高めるために日々学びも必要なので先生自身の勉強の時間も多いのが実情です。

それぞれの教科ごとに科会があり、教師はそれぞれ専門の科会に属していて専門性を向上させる為に努力を惜しみません。限られた授業の中で生徒に伝える為にどのように授業を展開していくのかも大切な仕事になります。授業に必要なプリント用紙の作成も行ったり、テストの作成と採点、成績の評価をする役割もあります。

高校教師の主な仕事内容②クラス担任

美しい笑顔の女性

高校教師の主な仕事内容の2つ目は、クラスの担当をする担任や副担任です。担任教師はクラスの生徒一人一人としっかり関わり年間を通してどのようにクラスをまとめていくのかを考え、生徒との信頼関係を築きながら日々の時間を共有することとなります。保護者と関わっていくのも担任教師の仕事です。

高校教師の主な仕事内容③校務

意見交換をする先生達

高校教師の主な仕事内容の3つ目は、教科担当やクラス担任以外にも学校の運営をしていく為の校務です。生徒だった頃に直接的に関わった事もあり馴染み深いのは、生徒指導を行ったり、進路指導として生徒からの相談を受けるなども先生の仕事です。他にも事務的作業も意外と多く、いろんな業務をこなしています。

他にも年間スケジュールを通して入学式や卒業式などの運営をしたり、PTAの担当を割り当てられるなど先生の仕事は多岐にわたります。

高校教師の主な仕事内容④部活動担当

野球を楽しむ皆な

高校教師の主な仕事内容の4つ目は、部活動の顧問です。得意なジャンルの部活動の顧問になる事もあれば、部活動の指導として全く経験の無い部活動の顧問に決まってしまう事もあります。もし、経験の無い部活動の顧問になってしまうと一から学ぶ大変さもあると思いますが、初めて知る貴重な体験になる楽しみもあるでしょう。

平日の放課後に毎日のように行われる部活動ですが、生徒と一緒に成長する喜びを感じたり、大切な青春時代を一緒に過ごせる楽しさを先生も味わえる機会になるでしょう。自分自身が生徒だった頃、仲間と汗水流して挑んだ大会などを今度は指導者の立場から応援できるのはとても有意義な時間になると思います。

また、指導者として生徒の心身的ケアや怪我などのトラブルが発生しないように見守り監督をするのも教師の大切な役割です。その点は注意深くしっかり関わっていくのが先生の顧問としての業務と言えるでしょう。

高校教師の全体の平均年収は?

高校教師の全体の平均年収:約660万円

オシャレな貯金箱

高校の先生の20〜60代全体での平均年収は約660万円です。現状況としては、学校の先生の平均年齢が高い事や給与形態が年功序列という事もあり平均年収は高めになっているという事もあるようです。

新任の先生の初任給は月収22万円程で一般的な企業に勤めているサラリーマンとほとんど変わらないようですが勤続年数が長くなるとその分の給与アップが見込めるのでどんどん年収は増えていきます。

高校教師の全体の平均月収:約45万円

お金を運ぶミニチュア

高校の先生の平均月収は約45万円です。職の安定、福利厚生もしっかり整っているため安心して働ける職業だと言えるでしょう。平均年収には年に2回のボーナスなども含まれおり、ボーナスも4〜5ヵ月分の支給額があるのでやりがいも感じる仕事です。

高校の先生の年代別平均年収は?

高校教師の年代別平均年収①20代:約350万〜400万円

貯金が貯まって嬉しい表情

高校教師20代の平均年収は約350万〜400万円です。新任の頃から年数を重ね、仕事にも慣れる頃にはこのぐらいの年収をいただけるようになります。新任の頃の月収22万円から着実に月収が増えていくという事が平均年収を見ても分かります。

高校教師の年代別平均年収②30代:589万円

ガッツポーズの男性

高校教師30代の平均年収は589万円となっています。30代前半に年収約500万円という事ですので、仕事としての責任が多くなる面もある年代でもあります。その分、仕事のやりがいも感じる年代でもあると言えるでしょう。

高校教師の年代別平均年収③40代:766万円

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高校教師40代の平均年収は766万円です。40代前半に年収約600万円で、勤続年数も15年以上になってくるベテラン先生です。人生の先輩としても新任の先生のフォローなどの役割も担う年代です。

高校教師の年代別平均年収④50〜60代:800万円台

収入が嬉しい女性

高校教師50〜60代の平均年収は800万円台になります。大ベテランの先生方ですので、学校でも全体をまとめたりする立ち位置になります。教頭や校長などの昇進で年収もアップします。定年まで勤めあげると退職金もしっかりいただけるお仕事です。

高校教師の他に小学校の教師の平均年収についても以下で詳しく紹介されていますので、先生という職業全般気になっている方は是非ご覧ください。

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高校の先生の男女別区分での平均年収は?

高校の先生の男女別平均年収①男性教師:約692万円

スマイルの男性

高校の先生で男性教師の平均年収は約692万円です。年齢別で男性教師の平均年収を紹介しますと、20代で約327万〜430万円で、30代が約547万〜663万円になり、40代だと約760万〜832万円と上がり、50〜60代で約883万〜903万円となります。

高校の先生の男女別平均年収②女性教師:約604万円

スーツでかっこいい女性

高校の先生で女性教師の平均年収は約604万円です。年齢別で女性教師の平均年収を紹介します。20代で約331万〜410万円で、30代だと約504万〜608万円になり、40代では約664万〜726万円で、50〜60代で約803万〜816万円となっています。

高校の先生の男女別平均年収の結果理由

男性と女性のマーク

男女比の平均年収を比較すると女性教師よりも男性教師の方が100万円ほど高いという結果になります。高校教師の基本賃金設定は同じ業務をこなしていくので男女平等です。しかし、平均年収が女性より男性の方が高い理由は、校長や教頭などの管理職が男性の方が多い為です。管理職は年収も高いのでこういう結果になります。

ちなみに男女での給料が平等なのと同じく、教科ごとの給料の差もありません。だた、非常勤講師として特定の科目の授業を受け持つ先生の場合には労働時間などによって給料が異なります。職業別で女性の平均年収ランキングも以下で紹介していますので興味がある方はチェックしてみてください。

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高校の先生の公立と私立を区分した時の平均年収の違いは?

区分別!公立高校の先生の年収①約660万円

誰もいない教室

公立の高校教師の年収は先ほど記載した通り、年収平均約660万円です。公立の高校教師は公務員ですので、各地方自治体のホームページで給料が公開されています。その点では、しっかりと表記されているので給与面も安心した職業だと言えます。

区分別!私立高校の先生の年収②約780万円

皆で勉強する光景

公立高校と私立高校の平均年収のイメージとして、私立高校だと年収が高いイメージがある方も多いのではないかと思います。実際に公立高校の先生と私立高校の先生の年収を比較してみると、私立高校の給料は公立高校の給料に準じる事となっている為、それほど大きな違いが無いように感じます。

しかし、公立高校では時間外労働に対する手当が勤務日の場合ほとんど無いに等しく、部活動の顧問として指導など勤務の必要があった場合には時間に応じた手当がつくこともある一方、私立高校では勤務日においても時間外の手当がつく場合が多いようで月に10万円程の手当がつくこともあるそうです。

基本となる給料形態は同じですが、時間外の手当があるかどうかを含めると公立高校に比べて私立高校の先生の方が年収が高くなるという結果になりそうです。

高校教師になる為には?

高校教師になる為には①高校教員免許の取得をする

本を読む皆さん

高校の教師になる為には、公立高校にしても私立高校にしてもまずは高校教員免許を取得することです。高校を卒業後に大学に進学、教職課程を終了することで免許を取得する事ができます。高校教員免許を取得して、高校教員の採用試験に合格すると高校の学校の先生として働く事ができます。

高校教師になる為には②公立か私立どちらで働くかを決める

図書館

高校の教師になるためには、公立高校の教師になるのか、私立高校の教師になるのかを決めて採用試験に挑みます。公立高校の教師になりたい場合には、各都道府県が行う教員採用候補者試験を受け、合格する事で働くことができます。採用されると受験した都道府県内の公立高校のどこかに配属されます。

私立高校の教師になりたい場合は、それぞれ受けたい高校の採用試験を受けて合格すると働くことができます。ご自身で行きたいと思った学校の試験を受け、その学校に雇用されるという形態になります。働きたい私立高校がある場合には学校のホームページなどので採用があるか情報などを確認しましょう。

ハローワークや教員採用情報サイトでも求人情報を確認することができます。細かく勤務形態や選考方法などを入力して検索できる教員採用情報サイトで調べてみるのもおすすめです。公立と私立を迷っている場合にはどちらも採用試験を受けることはできます。基本的には母校がある都道府県での採用が有力とも言われています。

高校教師になる為には③異動や研修制度なども視野に

皆で学ぶ

公立の高校教師は、地方公務員ですので各都道府県に雇用されているという状態です。その為、その都道府県内で異動があります。だいたい3年毎に異動が行われます。離島や離れた場所での勤務も必須としてありますのでどのタイミングで異動になるのかも視野に入れる必要があります。

一方、私立の高校教師は一般企業と同じようにその学校に雇用されるという状態ですので異動がありません。その点が公立高校の教師との大きな違いとなるでしょう。

研修制度としては新任の教師に対しても公立高校ではしっかりしたフォロー体制がありますが、私立高校では義務付けられていない為、安心した研修制度も選ぶポイントとなる場合には公立高校を考えてみるのもいいと思います。

高校の教師というやりがいのあるお仕事に興味があれば是非トライしよう!

高校の先生は、生徒に対して教育的面での向上を支えるという役割は勿論のこと、生徒一人一人と向き合い関われる人間性が求められます。生徒との関わりで教える立場の教師も学びがあったり、感動や涙する体験もあることでしょう。教師という立場をしっかり持ちつつ、生徒と一緒に青春を共に楽しめるのも醍醐味と言えます。

公立にしても私立にしても教師になる方の想いは生徒に繋がっていきます。この記事を参考に、高校教師になる為の一歩を踏み出しましょう!

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