キャッチーの意味は?類義語や対義語・キャッチーな言葉や曲も
キャッチーという言葉の意味を知っていますか?人気の曲や印象的なフレーズに使われているこの言葉は、語源が英語から来ていると言われています。今回はそんなキャッチーについて紹介します。類義語や対義語、キャッチーな言葉についてもチェックしましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
キャッチーの意味や語源は?
キャッチーの意味とは「大衆受けしそうなもの」
この言葉の意味とは、学生や労働者といった大衆から受けられそうなものを指します。例えば、一度聴いたら頭から離れない曲や、誰もが口ずさめるフレーズなどが挙げられます。そのようなものは、それぞれ「キャッチーな曲」や「キャッチーなフレーズ」などと言われています。
主に音楽界隈で「曲」や「歌詞」に対して使われる
この言葉は主に音楽業界で使われており、様々なジャンルで活躍しているアーティストやバンドマンたちは、日夜人々に印象つけるような曲や歌を作成しています。それを裏付けるように、今日ではテレビやラジオで流れているCMソングに度々そのようなものが使われています。
顧客を惹きつける言葉としてキャッチフレーズが使われている
キャッチーなものは音楽以外にも、商品や企業のイメージを印象付けたり顧客を強く惹きつけるための言葉としても扱われています。これを一般的に「キャッチフレーズ」と呼び、テレビCMや雑誌の広告などに使われています。
このようなフレーズの特徴として、10文字前後で簡潔に表したものが挙げられます。例えば、ファミリーマートの有名なフレーズに「あなたとコンビにファミリーマート」というのがあります。これには「便利な存在であること」と「お客様と一緒に」という思いが込められています。
キャッチフレーズ以外にも、消費者の心を捉える効果を狙った印象的な文句の「キャッチコピー」が存在します。どちらも人を惹きつけるための言葉ですが、キャッチフレーズは宣伝以外の幅広いものを含む場合に使われています。
キャッチフレーズに似た意味の言葉「スローガン」について
キャッチフレーズに似た言葉として「スローガン」という言葉があります。これは、団体や企業の主張や目標を強く印象付けるための効果的な文章を指します。つまり、団体や企業の理念や活動を簡潔に伝えたものと言えるでしょう。
どちらも印象深い言葉という意味を持つため、類語関係にあると言えますが、キャッチフレーズは「宣伝・広告」として使われているのに対し、スローガンは「理念・目的」として使われているので、使い分けていくと良いでしょう。
こちらの記事では、スローガンの作り方のコツについてまとめられています。学校や会社の目標として作られるスローガンは、様々な人たちと共有していくためのもので、団結力を高める効果も期待できます。同じ目標を持つ人たちと活動するためにもこちらの記事を読んで、惹きつけるスローガンの作り方を学びましょう。
キャッチーの語源は英語の「catch(キャッチ)」から
この言葉の語源は英語の「catch(キャッチ)」からきています。この英語を直訳すると「捕まえる」や「つまむ」になりますが、形容詞に変換して「catchy」にすると、「人の心を捉える」や「覚えやすい」という意味になります。
キャッチーの類義語や対義語は?
キャッチーの類義語①ポップ
キャッチーの類義語1つ目は、ポップです。「一般的な」や「大衆的な」という意味の「popular」から生まれたカタカナ英語で、日常的には「一般受けする」や「人気がある」というニュアンスで使われています。
どちらも「一般受けしやすくて人気がある」という意味を持つので、お互いに類語関係にあると言えます。しかし、ポップはファッションやアートといったスタイル的なものを表すのに使うのがほとんどなので、使い分けには注意しましょう。
キャッチーの類義語②人目を引く
キャッチーの類義語2つ目は、人目を引くです。「他人の目を引きつける」という意味を持つ言葉で、人の言動で他人が注目する様子を指します。
どちらも「印象を与えて人に注目させる」という意味を持っているため、お互いに類語関係にあると言えます。しかし、キャッチーは言葉や物に対して使われているのに対し、人目をひくは人物の言動に対して使われる傾向があるので、言い換えには気をつけた方が良いでしょう。
キャッチーの類義語③印象的
キャッチーの類義語3つ目は、印象的です。「人に特別な感じを与えるような様子」を意味する言葉で、主にインパクトのあるものに対して使われています。
どちらも「忘れられない特徴を持つ」という意味を持っているので、お互いに類語関係にあると言えます。二つの言葉を組み合わせて「印象的なキャッチフレーズ」という風に表現すると、よりインパクトなイメージを与えられるでしょう。
キャッチーの対義語①難解
キャッチーの対義語1つ目は、難解です。「わかりにくいこと」や「難しいこと」を意味するこの言葉は、主に文章や問題に対して使われています。
キャッチーは「わかりやすいもの」を意味するのに対して、難解は「わかりにくいもの」を意味するため、お互いに対義語関係にあると言えます。
キャッチーの対義語②ダサい
キャッチーの対義語2つ目は、ダサいです。「格好悪い」や「垢抜けない」などといった意味を持つ言葉で、主に若者言葉として扱われています。
キャッチーは「魅力的なもの」を意味するのに対して、ダサいは「野暮ったい感じ」を意味するので、お互いに対義語関係にあると言えます。
キャッチーな言葉はどんなものがある?
キャッチーな言葉①英語が苦手でもわかるフレーズ
キャッチーな言葉1つ目は、英語が苦手でもわかるフレーズ「NO MUSIC NO LIFE」です。これは世界各国に展開されているCDショップチェーン店「TOWER RECORDS(タワーレコード)」のキャッチコピーです。
言葉通り「音楽なしでは生きられない」という意味を持ち、世界各国の音楽に興味を持っている人々に印象つける形になっています。
キャッチーな言葉②いつまでもそばに置きたくなるお菓子をイメージした言葉
キャッチーな言葉2つ目は、いつまでもそばに置きたくなるお菓子をイメージした言葉「お口の恋人」です。これはお菓子メーカー「ロッテ」のキャッチコピーで、一人でも多くの人々に愛されるお菓子を作り続けたいという意思が込められています。
キャッチーな言葉③日常に密着していることをアピールしたキャッチコピー
キャッチーな言葉3つ目は、日常に密着していることをアピールしたキャッチコピー「今日を愛するLION」です。これは医薬品メーカー「ライオン」のキャッチコピーで、「今日」と「愛」を使うことで親近感をアピールしています。
キャッチーな言葉④人を大事にするという経営理念を表現したフレーズ
キャッチーな言葉4つ目は、人を大事にするという経営理念を表現したフレーズ「いつも、人から」です。この言葉は百貨店「高島屋」のキャッチコピーで、「人を信じ、人を愛し、人に尽くす」という心を大切にしている会社らしい、シンプルで率直な思いをまっすぐに伝えています。
キャッチーな言葉⑤シンプルながらも一言でまとめられて覚えやすい言葉
キャッチーな言葉5つ目は、シンプルながらも一言でまとめられて覚えやすい言葉「インテル入ってる」と「intel inside」です。これは半導体素子メーカー「インテル」のキャッチコピーで、海外版と日本語版の両方の言葉に韻を踏んでいるのがわかります。
キャッチーな言葉⑥食卓にある物を退治にしたいという気持ちを込めた言葉
キャッチーな言葉6つ目は、食卓にある物を退治にしたいという気持ちを込めた言葉「愛は食卓にある」です。これは超医療を主力とした食品メーカー「キユーピー」のキャッチコピーで、食卓に愛があるからこそキユーピーの商品も活躍できるというメッセージが込められています。
キャッチーな言葉⑦3ステップに分かれているのが特徴的なフレーズ
キャッチーな言葉7つ目は、3ステップに分かれているのが特徴的なフレーズ「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」です。これは、ユニクロなどの衣料品会社を傘下に持つ会社「ファーストリテイリング」です。「服、常識、世界」とスケールが大きくなっていることから、一歩ずつ誠実に取り組む姿勢が見受けられます。
キャッチーな言葉⑧ポジティブなイメージを与えてくれるフレーズ
キャッチーな言葉8つ目は、ポジティブなイメージを与えてくれるフレーズ「美味しさを笑顔に」です。これは、キリングループの会社「キリンホールディングス」のスローガンです。「おいしさ」と「笑顔」というポジティブな単語を重ねることで、消費者にもポジティブな印象を伝えています。
キャッチーな言葉⑨強さと優しさをつなげたバランスの良いフレーズ
キャッチーな言葉9つ目は、強さと優しさをつなげたバランスの良いフレーズ「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」です。製薬会社「第一三共」のスローガンで、「情熱」という生命力あふれた言葉と「思いやり」という優しさを感じる言葉を繋げることで、ポジティブながらもバランスの良いものになっています。
キャッチーな曲とは?
キャッチーな曲①一度聞いたら忘れられないサビが使われている楽曲
キャッチーな曲1つ目は、一度聞いたら忘れられないサビが使われている楽曲「Wannabe」です。これは、イギリスの女性アイドルグループ「Spice Girls(スパイス・ガールズ)」が出したものです。
サビの部分にキャッチーなメロディーとフレーズが使われているため、英語がわからない人でも忘れられない一曲に仕上がっています。
キャッチーな曲②同じメロディーを繰り返したテクニックが使われている曲
キャッチーな曲2つ目は、同じメロディーを繰り返したテクニックが使われている曲「We Are Never Ever Getting Back Together」です。
これは、アメリカのシンガーソングライター「Taylor Swift(テイラースウィフト)」が製作した楽曲で、リフレインという同じメロディーを繰り返すテクニックを使用しています。これによって、メロディーを印象的に聞かせているのです。
キャッチーな曲③王道を取り入れたバラード
キャッチーな曲3つ目は、王道を取り入れたバラード「Everything」です。この曲は日本人歌手「MISIA」の7枚目のシングルで、サビの英語が印象的な本格的なバラードです。
この曲の人気を紐つけるように、2000年代の女性アーティストシングルとしては最大の売り上げを記録しています。また、2001年のオリコンカラオケチャートでも上位を記録しています。
キャッチーな曲④ファルセットを使ってメロディーを印象付けた楽曲
キャッチーな曲4つ目は、ファルセットを使ってメロディーを印象付けた楽曲「ただ・・・遭いたくて」です。これは、日本のダンス&ボーカルグループ「EXILE」の19枚目のシングルで、カバーされたこともあります。
ファルセットとは高い音を出すために作り出す声色のことで、主に歌唱の時に使われています。この曲はファルセットをうまく使うことで、メロディーを印象的に仕上げています。
キャッチーな物を使って印象を与えましょう!
人々から支持を得ている曲やフレーズは、韻を踏んでいたり覚えられやすかったりと様々な工夫がされています。特に大衆に向けられたものは馴染み深いため、昔聞いたものを今でも口ずさめるという人も多いでしょう。色んな人に覚えてもらうためにも、企業を始めたり何かを創造するときはキャッチーなフレーズを入れましょう。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。