自己犠牲をする心理6選!自分だけが我慢していれば良い人の対処法7選も
世の中には、自己犠牲の精神が大変強い人がいます。ここではそんな、自分だけが我慢していればという考えが大変強い人の心理学的理由について、詳しく説明してまいります。また、自己犠牲の精神を克服する方法についても、あわせてご紹介致します。
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目次
自己犠牲をする心理・理由6選
自分だけが我慢していればという心理学的理由①自分でした方が早い
自分だけが我慢していればという心理学的理由の1つ目は、『自分でした方が早い』ということです。このタイプの人は、自分の仕事を誰かに説明する、ということがあまり得意ではありません。頭の中では手順などをしっかり理解できているのですが、それを言葉で表現して相手に伝える、ということは苦手なのです。
説明するという苦手な作業に時間を取られるくらいなら、「自分でした方が早い」と言う考えに落ち着いてしまうのです。本人は決して自己犠牲という感覚はありません。ですが、結果的に自己犠牲になってしまっているのです。
自分だけが我慢していればという心理学的理由②間違いが少なくなる
自分だけが我慢していればという心理学的理由の2つ目は、『間違いが少なくなる』ということです。このタイプの人は、完璧主義者であることが多く見られます。ようするに、間違うということが大罪だと思っているのです。誰かにお願いすることで、その仕事が間違っていたり、ミスや失敗があってはならないと思っています。
また、仮に仕事をお願いしても、結局自分で最終チェックをします。その時間がもったいないと考えているのです。作業も二度手間になってしまいます。それなら、自分でした方が、間違いが少なくなって確実だという考えに落ち着きます。
間違いが少なくなるという心理は、言い換えるなら他人を信用していないということです。そんな人を信用しない人の特徴がお知りになりたい方は、こちらもご覧下さい。
自分だけが我慢していればという心理学的理由③誰も引き受けないから
自分だけが我慢していればという心理学的理由の3つ目は、『誰も引き受けないから』ということです。誰も引き受けないけれど、誰かがやらなければならない、となった時、それを放置しておけないのです。放置しておくことで、誰かが犠牲になる可能性もあります。それなら、自分がやったほうが良いだろうと考えるのです。
また、それが決まらないとどんどん時間が経ってしまう、ということもあります。そのような時間の使い方がもったいないとも考えています。さっさと決めて自分の仕事をしたい為、引き受けてしまうのです。
自分だけが我慢していればという心理学的理由④頼まれると断れない
自分だけが我慢していればという心理学的理由の4つ目は、『頼まれると断れない』ということです。誰かに「これ、お願いできないかな」と言われると、たとえたくさんの仕事を抱えていたとしても、引き受けてしまいます。「きっとこの人は自分以上に忙しくて大変なのだろう」と勝手に思い込んでしまっているのでしょう。
実際にはその人の背景が本当に忙しいのかどうかはわかりません。ただ単に面倒だからという理由で押し付けられている可能性も充分考えられます。ですが、そのようなマイナスの考えにはならないのです。
自分だけが我慢していればという心理学的理由⑤感謝されたい
自分だけが我慢していればという心理学的理由の5つ目は、『感謝されたい』ということです。自分が引き受けることで、周囲の人たちは感謝してくれるでしょう。「さすが」や「助かった」などのような言葉を、周囲の人たちはかけてくれるかもしれません。その言葉や気持ちが、本人には嬉しくて仕方がないのです。
このタイプの人は、自己承認があまり得意ではありません。周囲の人たちから感謝されることで、自分という存在の好意的に受け入れることができます。周囲の人たちから感謝され、自分で自分を好意的に受け入れたいという気持ちが強い為、我慢してしまいます。
自分だけが我慢していればという心理学的理由⑥それが当たり前
自分だけが我慢していればという心理学的理由の6つ目は、『それが当たり前』ということです。いつでも自分我慢する環境にあると、それが当たり前になってしまいます。本人は「我慢している」という感覚がありません。いつも自分がすべてを引き受けるという環境にあったからです。自分では慣れていると思っています。
ただし、これは本人の大きな勘違いです。自分では当たり前に感じているかもしれませんが、確実にストレスは溜まっています。そのストレスが大きくなり、抑えられなくなると、急に体調を崩したり、突然怒り出したりということがあります。
自己犠牲のデメリットは?
自己犠牲のデメリット①精神面でのバランスが崩れる
自己犠牲のデメリットの1つ目は、『精神面でのバランスが崩れる』ということです。突然やってきます。本当は突然ではありません。長い間、ストレスが溜まり続けてきていたのです。ですが、本人は自覚がない為、突然精神面でのバランスが崩れたと感じます。引きこもりになったり、パニック障害になることもあります。
自己犠牲のデメリット②体調が崩れる
自己犠牲のデメリットの2つ目は、『体調が崩れる』ということです。仕事などでは、残業が多くなったり、または休日出勤が増えたりするでしょう。肉体は無敵ではありません。酷使すればそれだけ休息が必要になります。ですが、本人はそれがわかっていない為、疲労が溜まって体調が崩れるのです。
自己犠牲のデメリット③たくさんの仕事を抱え込む
自己犠牲のデメリットの3つ目は、『たくさんの仕事を抱え込む』ということです。多くの仕事を周囲の人たちから任せられることになります。このタイプの人は、断るということがあまり得意ではありません。その為、手持ちの仕事がどんどん増えてしまいます。ですが、本人も何も言わないので、周囲の人たちも気づきません。
自己犠牲のデメリット④損をすることが多くなる
自己犠牲のデメリットの4つ目は、『損をすることが多くなる』ということです。手柄を横取りされてしまうこともあるでしょう。本当は自分が処理した仕事でも、他の人に「自分がやりました」と言われてしまう可能性があります。自分の意見がはっきり言えない特徴がある為、損をすることが多くなるのです。
自己犠牲のデメリット⑤面倒なことを押し付けられる
自己犠牲のデメリットの5つ目は、『面倒なことを押し付けられる』ということです。お願いされたら断れない性格は、周囲の人たちに伝わりやすくなります。すると、面倒な仕事を任せても断らない、と考える人が出てきます。そのような人にターゲットにされて、時間のかかる仕事などを押し付けられることが多くなります。
自己犠牲の精神を克服する方法7選
自己犠牲の精神を克服する方法①自己犠牲の意味を知る
自己犠牲の精神を克服する方法の1つ目は、『自己犠牲の意味を知る』ということです。本人はまったく気づいていない、というケースが多く見られます。「自分は違う」と思い込んでいるのです。周囲の人たちは自己犠牲の精神が強い人だと思っていても、本人はまったくそのような自覚がありません。
それは、「自己犠牲」という言葉の意味を知らないからです。まずは自己犠牲の意味を知りましょう。どういう行動を取る人が自己犠牲新が強い人なのか、ということを知ってください。そして、自分自身と当てはめてみましょう。すると、次第に自覚が湧いてくるでしょう。
自己犠牲の精神を克服する方法②自分のキャパシティを知る
自己犠牲の精神を克服する方法の2つ目は、『自分のキャパシティを知る』ということです。自分のキャパシティを知りましょう。自分の仕事の速度がどれくらいなのかも知ってください。すると、自分の仕事のキャパシティもわかってきます。キャパシティを知らない為、それ以上の仕事を引き受けてしまっているのです。
キャパシティがわかったら、それ以上の仕事は引き受けないようにしましょう。自分が引き受けた仕事がすべて片付いたら、新しい仕事を引き受けるようにすると良いでしょう。そうすることで、少しずつ克服できていくでしょう。
自己犠牲の精神を克服する方法③時間配分を考える
自己犠牲の精神を克服する方法の3つ目は、『時間配分を考える』ということです。一日は24時間あります。ですが、24時間すべてを使うというのは、決して良い方法とは言えません。なぜならあなたに与えられている24時間の中には、あなたの肉体を休める時間も含まれているからです。
時間配分を考えてください。どれにどれくらいの時間をかけるのか、ということを明確にしましょう。そして、その時間内に必ず終わらせるようにしましょう。特に仕事の面では、メリハリが必要になります。時間配分を考えてメリハリをつけましょう。
自己犠牲の精神を克服する方法④一日の計画を立てる
自己犠牲の精神を克服する方法の4つ目は、『一日の計画を立てる』ということです。これは当日の朝よりも、前日の帰る間際に行なった方が良いでしょう。明日はどのタイミングでどの仕事を片付けるのか、という計画を立てましょう。また、ひとつの仕事にかける時間も計画の中に盛り込んでおくようにしてください。
ただし、時間にはゆとりを持たせるようにしましょう。なぜなら、突発的な案件が入ってくる可能性があるからです。それに対応できるように、計画を立てる時は時間的なゆとりを持たせておきましょう。
自己犠牲の精神を克服する方法⑤自分を褒める
自己犠牲の精神を克服する方法の5つ目は、『自分を褒める』ということです。自分の成果や努力に対して、自分で褒めましょう。周囲の人たちの褒め言葉に意味はありません。また、感謝の言葉にも意味はありません。あなたが本当に欲しているのは、あなたの褒め言葉なのです。自分で自分をしっかり褒めましょう。
自己犠牲の精神を克服する方法⑥断ることの大切さを知る
自己犠牲の精神を克服する方法の6つ目は、『断ることの大切さを知る』ということです。抱えている仕事量が多い場合や、引き受けたくない仕事を任されそうになった場合は、自分の言葉で断りましょう。自分の為に断ることが大切なこともあるのです。
自己犠牲の精神を克服する方法⑦誰かを頼ることの大切さを知る
自己犠牲の精神を克服する方法の7つ目は、『誰かを頼ることの大切さを知る』ということです。すべてを一人で片付ける必要はありません。人間はお互いに助け合って生きています。一人で片付けることが難しい場合には、周囲の人たちに助けを求めましょう。
自己犠牲はダメ!効率の良い仕事の方法は?
自己犠牲の人の為の効率の良い仕事の方法①時間を決めて仕事をする
自己犠牲の人の為の効率の良い仕事の方法の1つ目は、『時間を決めて仕事をする』ということです。残業や休日出勤はやめましょう。それよりも、勤務時間内に必ず仕事を終わらせる努力をしましょう。どんなに努力をしても難しい場合は、多くの仕事を抱え込みすぎているのです。その場合は誰かに助けを求めましょう。
自己犠牲の人の為の効率の良い仕事の方法②休息をしっかり取る
自己犠牲の人の為の効率の良い仕事の方法の2つ目は、『休息をしっかり取る』ということです。休息が取れていないと、頭の回転が悪くなったり、または行動力が悪くなります。これらは仕事の効率を悪化させています。しっかり休息を取りましょう。
自己犠牲の精神が強い人は自覚することが大切
自己犠牲の精神が強い人は、周囲の人たちがアプローチしても改善されにくいという特徴があります。自己犠牲の言葉の意味を知らないからです。言葉の意味を知り、そして自覚しましょう。そうすることで、ゆっくり改善されていくでしょう。
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