会社を辞めそうな社員の特徴14選|雰囲気は?同僚・部下の辞める兆候も

会社を辞めそうな社員の特徴を14選で、同僚や部下、そして上司の別で紹介していきます。会社を辞めそうな社員には、そういった雰囲気や兆候があるもので、これを把握しておくことで事前にネガティブな気持ちを察して対策を打つことができます。

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会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴5選

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴①挨拶に覇気がないか挨拶をしない

ビルと会社員

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴の1つ目は、挨拶に覇気がないか挨拶をしないことです。会社を辞めそうな社員は、様々な部分で以前と雰囲気が変わってくるのですが、基本的な挨拶などにその傾向が顕著に出ます。今まで普通に挨拶をしていた人が急に挨拶をしなくなったり挨拶で目を合わせなくなったりします。

挨拶は一瞬ですが、その一瞬で様々な感情を読み取ることができます。自分に対して好意があるのか嫌悪感があるのか、あるいは相手方のコンディションがいいのか悪いのか、そういった相手方の状況が一瞬にして読み取れることが少なくないのです。そのため、挨拶に違和感を盛ったら退職を疑った方がいいかもしれません。

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴②以前よりも集中して話を聞かない

あくびする女性

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴の2つ目は、以前よりも集中して話を聞かないことです。会社を辞めそうな社員は、例えば次の就職先やどのように退職を切り出すか、誰に業務を引き継ぐのかなど、他に考えることが増えるために、話に対して集中力を持って聞かなくなる傾向が出てきます。

以前よりも話をしても反応が悪くなったなだとか、集中して聞いていないなという状況においては他に何か悩み事がある可能性もありますが、その悩み事の一つが会社の退職である可能性があります。話を聞く態勢が以前よりも悪化していると感じたら、退職を考えている可能性も考慮して接した方がいいでしょう。

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴③投げやりな発言や態度が目立つ

パソコンでの作業中

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴の3つ目は、投げやりな発言や態度が目立つことです。この段階になると、辞めそうというよりも、辞めると誰にも言っていなくても自分自身の中でほぼ辞めることを決めている状態である可能性が高いと言えます。特にいつも態度が良かった人が急変した場合はさらに可能性が上がります。

人は退職を考えると、少なくとも辞める会社の仕事に対してはモチベーションを下げることが少なくありません。そしてそれがその人の雰囲気に表れてきます。中には会社に恩があったり、今後独立しても付き合いを続けていくといった辞め方もあるのでその場合にはモチベーション高く退職することもあります。

しかし基本的には多くの社員は退職を決めると、迷惑をかけない最低限のことはやるけれども、それ以上のことはしたくないと考えるものです。そのような気持ちが読み取れる状況では、相手方が退職を考えている可能性は高いと言えます。

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴④退社時間が明確に早くなる


帰る会社員

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴の4つ目は、退社時間が明確に早くなることです。いつもある程度きりのいいところまで仕事をしてから帰る人の退社時間が早くなっているということには、仕事に対する姿勢の変化が表れています。これはあまりいい傾向の変化でない場合がほとんどです。

普段は終業時間を気にするような素振りを見せなかったのに、終業時間が近づくとそれに合わせて準備を進めるよう状況に変化しているのが読み取れる場合には、退職を疑った方がいいでしょう。辞めそうな社員の雰囲気が分かりやすく読み取れる事例の一つと言えます。

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴⑤向こうからの発信量が激減する

眼鏡の会社員

会社を辞めそうな社員の雰囲気の特徴の5つ目は、向こうからの発信量が激減することです。今まで仕事に対しての提案をたくさんくれていた人の発言量が明確に減っているなと感じたら危険信号です。そのような状況では相手が退職を真剣に考えている可能性が高くなります。

特にそのような状況においては、相手方が退職を考えるにあたり、会社側に反発している可能性もあります。言っても無駄だと思っているし、もう諦めているから発信の量が減っているのです。そのような状況の変化を感じ、相手を退職させたくない場合には何かしらの手を打っていく必要があります。

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候3選

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候①辞めたいと愚痴をこぼす

不安な女性

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の1つ目は、辞めたいと愚痴をこぼすことです。本当に辞めたいと思った時に、信用の置ける同僚の前では本音をポロっと出してしまうものです。飲み会の席などでテンションが高い時に言う「辞めたい」ではなく力なくポロっと言ってしまう「辞めたい」には信憑性があります。

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候②以前よりも暗い雰囲気を感じる

暗い男性

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の2つ目は、以前よりも暗い雰囲気を感じることです。以前よりも口数が少なくなり、表情の暗さが目立つような状況になると退職は近いと言えます。また、もしも同僚にこのような変化が見られる場合には、このような状況で仕事を続けるのもリスクなので相談に乗ってあげましょう。


同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候③ネガティブな発言が目立つ

手とキューブ

同僚の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の3つ目は、ネガティブな発言が目立つことです。会った時から元々ネガティブなことばかり言う人もおり、そういった人は特段問題はないのですが今までそんな発言はめったになかったのに、ネガティブな発言ばかりするようになったと、変化を感じる場合は危険信号が灯っています。

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候3選

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候①辞める場合の手続きを聞いてくる

2人でミーティング

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の1つ目は、辞める場合の手続きを聞いてくることです。直属の上司に辞める手続きを聞く人は中々いないと思うのですが、自分がその後輩にとって信頼のおける先輩社員である場合は、そのような質問を受ける可能性はあります。こういった質問がくれば退職に黄色信号が灯っています。

ちなみに退職届を出すという状況は人生でもそうめったにないことなので、いざ出すとなると迷うものだと思います。下記の関連記事には退職届の書き方が詳しく紹介されています。今退職をする予定はなくても、誰かに書き方を聞かれる場面が出てくるかもしれませんので、一通り目を通しておくといいでしょう。

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部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候②以前よりも距離を置いている

背を向ける女性

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の2つ目は、以前よりも距離を置いていることです。以前は人懐っこく、積極的に話かけてきた部下が距離を置いていると感じたら退職に危険信号が灯っています。そしてその傾向は、仲が良いほど顕著になります。何故なら、仲がいいほど辞めると伝えるのが後ろめたいと感じるからです。

また、人によっては仲のいい人だけではなく全員と距離を置くようになり、多くの人から「何か付き合い悪いよね」「落ち込んでる?」などと話題に上がるような状況になります。部下が距離を置いているなと感じたら、退職を切り出される前にこちらから声をかけることで、関係性や状況が良化する可能性があります。

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候③会議での雰囲気が違って見える


悩む男性

部下の社員が見せる会社を辞めそうな兆候の3つ目は、会議での雰囲気が違って見えることです。以前は会議でも積極的に発言をしていたのに、全く発言をしなくなったり、求められて発言し最低限のあたりさわりのないことしか言わなくなったなど、ネガティブな変化を感じたら退職の意向を疑うべきでしょう。

退職を決めた部下は上司から見て、仕事へのモチベーションが下がっていると見えることが少なくないものです。そのように感じた部下をいたらご飯にでも誘って話を聞いてあげるといいでしょう。

上司が見せる会社を辞めそうな兆候3選

上司が見せる会社を辞めそうな兆候①急に理由もなく優しくなる

腕を組むビジネスマン

上司が見せる会社を辞めそうな兆候の1つ目は、急に理由もなく優しくなることです。会社を辞めそうな時に上司が部下に対して見せる態度は、同僚やその上司に対して見せるものと大きく異なる場合が少なくありません。何故なら、会社に残る人たちには気持ちよく仕事をして欲しいという配慮がある場合が少なくないからです。

そのため、今まで怒ることが多かった上司も、辞めると決めた瞬間に急に優しくなることは珍しくありません。また、自分が辞める前に、自分が気に入っている部下には色々なことを伝えたいと思うと、話を聞いて欲しいと思って優しくなるという側面もあります。

上司が見せる会社を辞めそうな兆候②急に上司が仕事を手伝ってくれる

笑顔の男性上司

上司が見せる会社を辞めそうな兆候の2つ目は、急に上司が仕事を手伝ってくれることです。上司が仕事を手伝ってくれる背景は2つに分かれます。まず、今まで部下への指導のつもりで相手を突き放していた罪滅ぼしの意味合いです。

また、逆に本当は部下がやった方がいいけれども、もう教育の観点はないので自分がやってしまおうと考えることがあります。どちらの心境にしろ、今まで「自分でやれ」「自分で考えろ」と言っていた上司が急に手伝ってくれるようになるのは、上司の退職が近いサインであると感じた方がいいかもしれません。

上司が見せる会社を辞めそうな兆候③急に上を目指せと声をかけてくる

夜の密会

上司が見せる会社を辞めそうな兆候の3つ目は、急に上を目指せと声をかけてくることです。何故なら自分がいなくなるので、自分が懇意にしていた部下に自分のポジションを目指して欲しい、あるいは引き継いで欲しいと思うからです。辞めるとはいえ、自分が頑張ってきたポジションに知らない人が来るのは寂しいものです。

自分が温めてきた椅子を、懇意にしている後輩に引き継ぐことができれば、退職にあたって何かしらの達成感や充実感が残るものです。何故なら、それは自分が人を育ててきた、という証であるからです。仲のいい上司がそのように言ってきたら、何故そのようなことを言うのか、問い詰めた方がいいかもしれません。

辞めそうな社員を引き止める方法は?

辞めそうな社員を引き止める方法①相談に乗る

腕を組む男性

辞めそうな社員を引き止める方法の1つ目は、相談に乗ることです。ここまで、様々な観点から辞めそうな人が醸し出す雰囲気や傾向を紹介してきましたが、それらはある意味その人からのSOSのサインであるとも言えます。相手から「辞めたいんだけどどうしよう」と言われて相談に乗るのでは遅いでしょう。

もしも懇意にしている人が、辞めそうな人が出す雰囲気や行動に該当してる場合には「最近どうしたの?ご飯でも行く?」といって誘い出しつつ、無理なく話を聞いてあげると相手の本心が聞けて、的確なアドバイスを送ることができるでしょう。

辞めそうな社員を引き止める方法②辞めて欲しくないことを本音で伝える

説得する男性

辞めそうな社員を引き止める方法の2つ目は、辞めて欲しくないことを本音で伝えることです。辞めたいと思っている人に「辞めないで」と引き止めるのはあまり効果がありません。しかし「判断は任せる。だけど自分は辞めて欲しくないと思ってる。あなたと一緒に頑張りたい」と伝えると、懇意であるほど効果があります。

また、もしもそう言ってくれる人が多ければ、その人はすごく辞めづらいでしょう。何故なら辞める前から自分がいなくなると多くの人を悲しませると認識するからです。そのため「辞めないで」ではなく「辞めて欲しくない。一緒に頑張りたいから辞めたら悲しい。でも応援してます」と伝えた方が、相手は辞めづらくなるのです。

辞めそうな社員を引き止める方法③仕事に期待が持てる具体的な話をする

みんなで仕事

辞めそうな社員を引き止める方法の3つ目は、仕事に期待が持てる具体的な話をすることです。これは上司が部下に対して説得する時はもちろん、部下が上司を説得する場合にも使えます。例えば「僕が係長になるまで安心して休めないって言ってたじゃないですか。僕の出世を見届ける前に一人で辞めるんですか」と言えます。

また「オリンピックプロジェクトをやり遂げて一緒にうまい酒飲もうって言ってたのは嘘だったの?」という言い方もできると思います。仕事に対してのモチベーションが高いという特徴がある人であれば、思い直す可能性は低くないでしょう。

辞めそうな社員の兆候を見極めよう!

辞めそうな社員には特徴があり、何らかの兆候を見せるので懇意にしている人の退職にはどこかで本人から言われる前に気付くものです。ここで紹介した内容もしっかり把握しておけばさらに細かい兆候に気付けるようになることでしょう。好きな人と仕事が続けられるよう、ここで紹介したことを意識しておきましょう!


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