云々の読み方はでんでんじゃない?意味・使い方・例文・英語の紹介も
云々の読み方はご存知ですか?安倍総理がでんでんと読み間違えたことでも知られる云々はまだまだ読み間違える人が多い字と言われています。この記事では云々の読み方・意味・使い方・英語表現などを詳しくお伝えしているので、ぜひお役立てください。
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云々の意味・読み方とは?
云々の意味①以下省略
云々の意味の1番目は以下省略といった意味合いです。云々という言葉は他人の言葉や文章を用いた後にその後の文を省略する際に使われます。例えば「先生は学校の帰りに買い食いをしてはいけないと言っていた。買い食いをすると店の前に学生が座り込んだり云々などと細かい話を色々としていたよ」などという際に使われます。
ちなみに他人の言葉や文章を用いることは引用と呼ばれます。引用は他人の言葉や文章と、自分が言っていることとをはっきりと区別しなければ相手に伝わりにくいので、しっかりと違いを表すことが大切であると言われています。
引用は議論や資料などで頻繁に使われるもので、自分の主張や伝えたい内容などに一層の説得力を増すためなどに使われます。引用の仕方や引用をする意味などについては以下のサイトで紹介されていたので参考になさってください。
引用の方法云々の意味②色々と口出ししたり批判をすること
云々の意味の2番目は色々と口出ししたり批判をすることです。云々という言葉は相手から良くないことをあれやこれやと言われた時に使われることがあります。
口うるさく文句を言ってくる相手などのことを批判的に表現する時に云々という言葉が使われ、自分がうっとうしく思っていることや不快に思っているというニュアンスが込められることが多いと言われています。
口うるさくあれこれと批判めいたことを言ってくる人には細かい人や神経質な人、完璧主義な人、自己中心的な人など色んな人がいます。こういった人達は自分の考えを相手に強く訴えたいという思いを抱いている反面、相手が不快に感じていることを把握していないことも多く、良い結果につながりにくいと言われています。
云々の意味③詳しい表現を避けて曖昧に伝える
云々の意味の3番目は、詳しい表現を避けて曖昧に伝えるといった意味合いがあります。人に話をする際に事細かく事情や経緯を説明することがふさわしくないケースや、あえて詳しい事情は言いたくないといったケースは多々あります。そういった時に云々という表現が使われます。
このように明確な表現を避けて曖昧な表現で相手に伝えるための言葉はたくさんあります。例えば若干という言葉もその1つです。若干という言葉には多少の・そんなに多くはない程度のといった意味合いがあり、明確な意味合いを示すものではありません。
以下の記事ではそんな若干という言葉の意味や使い方、弱冠との違いなどについてお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。
云々の読み方は「うんぬん」
云々の読み方は「うんぬん」です。云という字は音読みで「うん」、訓読みで「いう」という読み方がされます。「云」という漢字には言うという意味合いがあります。
「々」という字は正確に言うと文字ではなく記号であると言われています。「々」は繰り返すという意味を表す踊り字・ノマ点・同の字点などといった呼ばれ方がされます。「々」という字自体には読み方はなく、前の字を受けた読み方がされると言われています。
云々と書いてうんぬんと読むのは連声と呼ばれる読み方の法則によるもので、そのまま読むとうんうんと読むところをうんぬんという読み方になっていると言われています。詳しくは以下のサイトで紹介されていたので参考になさってください。
云々云々の読み方は安倍総理もでんでんと間違えたと言われるほど間違えやすい
云々の読み方は安倍総理もでんでんと間違えたと言われるほど間違えやすい表現であると言われています。2017年1月の参議院本会議で安倍総理は云々をでんでんと読みがえたと言われています。安倍総理は「訂正でんでんというご指摘はまったくあたりません」という答弁をしたことで多くの人がざわついたと言われています。
云々の「云」という字は「うん」や「いう」という読み方がされますが「でん」という読み方はありません。そのためでんでんという読み方が誤りなのですが、安倍総理がでんでんと読むからにはでんでんの方が正しい読み方なのではないかと思った人も少なくないと言われています。
云々の「云」は伝説などの「伝」と似ているので、でんでんという読み方をされたものだと思われます。云々をでんでんと読むなどの間違いを取り上げて批判する人がいますが、議論の本題から大きく逸脱したところで批判をするのは良くないといった考え方の人も少なくありません。
云々の使い方・例文は?
云々の使い方・例文①できない理由を云々と述べるのではなく行動しなさい
云々の使い方・例文の1番目は、できない理由を云々と述べるのではなく行動しなさいという使い方です。口は達者だけど、いつも口先だけで偉そうなことを言ってなかなか行動に移さないという人は少なくありません。
言っていることはもっともらしいことばかりなのですが、結局のところなんだかんだと文句をつけて実行に移さない人は周囲の人から疎まれることも少なくないと言われています。そういった子供がいる親にとっては、何かにつけて云々と文句をつけて行動に移さないことを良くないと思っている人も少なくないと言われています。
そのため、なんとか目標を達成するための努力や計画などを子供に立てさせたいと考えている人は少なくないと言われています。そのようなことを考えたうえで親が子供に対して「できない理由を云々と述べるのではなく行動しなさい」といった表現が使われることがあります。
云々の使い方・例文②上司はいつも細かい言葉遣いについて云々と言ってくる
云々の使い方・例文の2番目は、上司はいつも細かい言葉遣いについて云々と言ってくるという使い方です。言葉遣いを細かく指摘し、正しい言葉遣いをするように指導するのは上司の務めですが、あまりにも度が過ぎると部下から煙たがられてしまいます。
特にビジネスシーンでは本来なら間違いとされる敬語表現が使われるケースは珍しくありません。厳密に言うと正しい敬語表現はないものの、多くの人が使っている表現であることから許容されるといったケースは少なくありません。
正しい敬語表現にこだわりすぎて実際のビジネスシーンにそぐわない敬語表現になってしまっては本末転倒なので、ある程度の柔軟な考え方も必要だと言われています。ちなみに以下の記事では柔軟な考え方の人が多いと言われているIT業界の魅力や志望動機の書き方についてお伝えしているのでぜひ合わせてご覧ください。
云々の類語は?
云々の類語①などなど
云々の類語の1番目は、などなどという表現です。などなどという表現は引用などをした際に他にも同様の主張や研究結果、根拠などがたくさんあるけれど、それを全部言い始めるときりがないという時に使われます。
例えば「イノベーションを起こすことは大切です。より良い技術が生まれる・新しいビジネスチャンスが作れる・人々の暮らしが豊かになるなどなど、イノベーションを起こすことにはたくさんのメリットがあります」といった使い方がされます。
ちなみに以下の記事ではイノベーションという言葉の意味や使い方、定義などの基本的な内容をお伝えしているのでぜひ合わせてご覧ください。イノベーションという言葉を使った例文もたくさん紹介しているのでお役立てください。
云々の類語②あれこれ
云々の類語の2番目は、あれこれです。あれこれという言葉は人や物事を悪く言う際に使われる表現です。「あれこれと理由をつけて結局あなたは勉強から逃げてるだけじゃない」などといった使い方がされます。
こういった表現からわかるように、あれこれという言葉には良い意味が込められるケースは少ないと言われています。あれこれと理由をつけて勉強から逃げているという表現には、なんだかんだと言い訳をして勉強をしないといった意味合いが含まれます。
ちなみに勉強を重視する親は多く教育熱心な親は一流大学に通わせたいと考える傾向がありますが、一部の学者の間では一流大学の出身かどうかは年収に影響しないといった内容も語られています。そのため必要以上に学歴を気にしたり、コンプレックスを抱く必要はないと言われています。
云々の英語は?
云々の英語①etc
云々の英語の1番目は「etc」です。「etc」は、などなどという意味があります。日本語でもエトセトラという表現で浸透していることからイメージがつきやすい英語表現であると言われています。
英語がそのまま日本語のように使われることは多く、最近SNSなどを通じて広く使われ始めたシェアという言葉もその1つです。以下の記事ではそんなシェアという言葉について詳しくお伝えしているのでぜひ合わせてご覧ください。
云々の英語②and-so-on
云々の英語の2番目は「and so on」です。「and so on」は、などなどという意味があります。「and so on」は会話で使われることが多い表現であると言われています。近年はビジネスシーンで英語を使うケースも増えてきたと言われているので、「and so on」を覚えておくと良いでしょう。
云々の読み方・意味・使い方を把握しておきましょう
云々の読み方は安倍総理も間違えてしまうほど、間違えやすい表現であると言われています。ビジネスシーンなどで読み間違いをしてしまうと恥ずかしい思いをしてしまうので、云々の読み方・意味・使い方を把握しておきましょう。
最後にビジネスに関する記事を紹介します。一流企業に関する記事で、一流企業の定義や入社するメリットなどをお伝えしています。云々という読み方やその他の適切な敬語表現などをしっかりと押さえている人が多いと言われる一流企業の人気ランキングもお伝えしているのでぜひ合わせてご覧ください。
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