遠慮のかたまりの意味とは?東京で通じない関西弁/関西の言葉
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味について紹介します。遠慮のかたまりは、関西弁の言葉なのですが東京の方などは意味がわからないですよね。今回は、遠慮のかたまりも含めて東京の人には通じない関西の方言について紹介をしますよ。関西弁を学びたい方におすすめの書籍についても参考にしてみてください。
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遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味とは?
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味①遠慮のかたまりとは最後の1つの食べ物
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味は、最後の1つの食べ物を指します。みんなで大皿料理を食べているときに1つだけ料理が残ったりしますよね。そのような料理を指して遠慮のかたまりと言います。使い方としては、「はよ、遠慮のかたまり食べや!」や「遠慮のかたまり食べるで~」などです。
みんなが遠慮して1つの食べ物を残して余っているという意味がありますよ。だから、みんなの遠慮の塊であるという意味でもあります。
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味②遠慮のかたまりは美味しいとは限らない
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味を紹介しましたが、最後に1つ残っている美味しいものというイメージになっていませんか?実は、美味しくないものに対しても遠慮のかたまりと言うこともあります。そういうときは、自分以外の人間が食べてしまうように促します。
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味③遠慮のかたまりは関西以外では使わない
遠慮のかたまり(遠慮の塊)は、関西以外で使うことはないでしょう。でも、関西人は全国で使われていると思っていますよ。なので、意味を知っている場合は黙っておいてあげてくださいね。意味がわからない場合は、聞いてみると会話が盛り上がるということもあるので無意味ではありません。
遠慮のかたまり以外の東京で通じない関西弁は?
東京で通じない関西弁①なおす
東京で通じない関西弁1個目は、なおすです。東京でなおすと聞くと修理をイメージするかもしれません。大阪では、収納をするという意味でなおすを使いますよ。なので、壊れていないものを指して「これなおしといて」と関西人は言います。ただ、修理したいときにもなおすという言葉を使うのでわかりにくいです。
壊れていたら修理で壊れていなかったら収納という風に覚えておくと良いかもしれません。変化形としては、「ドライヤーどこになおしたん?」などということもあります。どこに収納したのか聞く方言になっています。
東京で通じない関西弁②蚊にかまれる
東京で通じない関西弁2個目は、蚊にかまれるです。東京では、蚊に刺されると言うかもしれませんね。関西では噛まれると言います。関西人から見ると自然な言葉なので通じない方が不思議であると思っていますよ。蚊は刺すのでなく噛むと思っています。
東京で通じない関西弁③パーマをあてる
東京で通じない関西弁3個目は、パーマをあてるです。東京では、髪にパーマをかけると言いますよね。でも、関西ではパーマをあてると言います。日常的に「昨日、パーマあててきてん」などという言葉が使われています。関西人にとってパーマは、かけるものでなくあてるものです。
東京で通じない関西弁④いがむ
東京で通じない関西弁4個目は、いがむです。関西では、曲がっていることをいがむと言います。なので、まっすぐになっていないという意味でもあります。「それ、いがんでるで」と言われたときは曲がっているという意味になります。
逆に「ネクタイいがんでへんか?」と聞かれることもあるかもしれません。それは、ネクタイが曲がっていないかということを聞かれているので答えてあげてください。
東京で通じない関西弁⑤どんつき
東京で通じない関西弁5個目は、どんつきです。どんつきは、行き止まりという意味があり道案内でよく使われます。なので、関西で道を聞きたい場合は理解をしておいた方が良いでしょう。道を聞くと「ここをまっすぐ行ったどんつきを左に曲がって」などという風に説明をされるはずです。
初めて聞くと相手が何を言っているのかわかりませんよね。道がわからないのにさらにわからなくなってしまいます。なので、関西に行くときは覚えておいた方が良い言葉の1つでしょう。
東京で通じない関西弁⑥ぐねる
東京で通じない関西弁6個目は、ぐねるです。ぐねるは、東京でいう足をひねったというときにつかいます。足をひねったり、捻挫をしたときに関西人は「足ぐねった」と言います。なので、初めて東京の人が聞くと足がどうなったのかわからないかもしれません。
東京で通じない関西弁⑦アテ
東京で通じない関西弁7個目は、アテです。関西人は、お酒のつまみのことをアテと言います。「ビールのアテには枝豆が最高やな」などと言いますよ。また、「日本酒に合うアテちょうだい」などと聞くこともあるので注意してください。
東京で通じない関西弁⑧いちびり
東京で通じない関西弁8個目は、いちびりです。いちびりは、調子にのっている人を指します。どちらかというと良い意味でなく悪口のニュアンスになります。「あいつ、いちびりやから嫌いやわ」や「最近、いちびっとんな」などという使い方をします。
東京で通じない関西弁⑨ほかす
東京で通じない関西弁9個目は、ほかすです。関西人は、捨てることをほかすと言います。年配の方は、さらに省略をして「ほっといて」と言うこともあります。「これ、ほっといて」と関西人に言われて東京の人が干してしまうというエピソードもよく聞きますよね。
東京で通じない関西弁⑩さら
東京で通じない関西弁10個目は、さらです。さらは、さらぴんと言って新品のことを指します。「この服さらやねん」や「さらのパンツ買ってるやろ」と使うことが多いです。ほかにもお風呂の新しいお湯をさら湯と呼んだりもしますよ。さらは、東京の人にはなじみがない言葉ですよね。
東京で通じない関西弁⑪すうどん
東京で通じない関西弁11個目は、すうどんです。東京の人が初めてすうどんと聞くと「酢うどん」とイメージをしてしまいますよね。お酢が入ったうどんのことではありません。具材が何もなく出汁とうどんのみのうどんを関西ではすうどんと言います。方言と知らないので東京でも注文する人がいるくらいです。
東京で通じない関西弁⑫さぶいぼ
東京で通じない関西弁12個目は、さぶいぼです。最近は、テレビに出ている芸人が良く使っているので意味を知っている人も多いかもしれませんね。さぶいぼは鳥肌と同じ意味を持っています。東京の人が鳥肌が立つと言う場面で「さぶいぼ立つわ」と関西人は言いますよ。
東京で通じない関西弁について紹介をしました。ほかにも関西に行ったときに便利な東京とのタクシー料金の違いについても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。
関西弁を学べるおすすめの書籍は?
関西の方言を学べるおすすめの書籍①聞いておぼえる関西
関西弁を学べるおすすめの書籍1つ目は、聞いておぼえる関西弁です。関西弁を話したいと思っている人で1番難しいのはイントネーションであったりもします。そんな特徴的な関西弁の発音をこの本では学ぶことができるでしょう。どちらかというと外国人が日本語を勉強する教材になっています。
なので、カセットテープも付いており英語などの語学を勉強するときのように学びを進めていくことができますよ。恥ずかしがらずに音声を真似することが早くマスターするポイントです。
関西の方言を学べるおすすめの書籍②関西弁を英語で喋れまっか?
関西弁を学べるおすすめの書籍2つ目は、関西弁を英語で喋れまっか?です。面白い題名の本ですよね。関西弁が苦手でも英語が得意な人であれば理解しやすいでしょう。標準語、英語、関西弁の3つで言葉の意味が書かれているので英語と関西弁の両方を学びたい方にもぴったりな本でしょう。
関西の方言を学べるおすすめの書籍③大阪言葉の特徴
関西弁を学べるおすすめの書籍3つ目は、しゃべってみなはれ大阪弁です。しゃべってみなはれ大阪弁は、テレビなどでイメージされる汚い関西弁だけでなくキレイな関西弁も掲載されています。キレイな言葉についても学びたい方におすすめですよ。
関西の方言を学べるおすすめの書籍④田辺聖子の小説
関西弁を学べるおすすめの書籍4つ目は、田辺聖子の小説です。田辺聖子の小説は、関西弁の教本でなく関西が舞台になっている小説になります。なので、生の関西弁を学ぶことができますよ。また、いもたこなんきんという名前でNHKの朝ドラになっている作品もあるので身近に感じることができるでしょう。
関西弁を学べるおすすめの書籍について紹介をしました。関西弁以外に関東の方言についても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。
遠慮のかたまりを知って関西弁を好きになろう
遠慮のかたまり(遠慮の塊)の意味について紹介しました。遠慮のかたまりは、関西の方言でしたが意味を理解してもらえたでしょうか?ほかにも東京の人には通じない関西の方言について紹介をしたので参考にしてみてください。
また、関西弁を学びたいと思った方おすすめの書籍も読んでみてくださいね。遠慮のかたまりの意味を知って関西弁を好きになってみてください。
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