コサージュの位置とは?結婚式や入園式の付け方や向きのマナーも
女性の胸元を華やかに彩ってくれるコサージュ。でも、実際に付けるとなると位置や色など迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?そこで、今回は、結婚式、入園式、卒業式のシーン別で付ける最適な位置・付け方、色や向きなどのマナーについて詳しくご紹介していきます。
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目次
コサージュとは?
コサージュとは女性が胸元につける花束
コサージュとは、フランス語のbouquet de corsage(ブーケドゥコルサージュ)というのが語源となっています。女性がつける花束という意味があり、それが変化しコサージュとなったそうです。昔は、生花を示していましたが、現在は造花などもコサージュと言われています。
コサージュの種類は主に3種類
コサージュの種類は、主に2種類あります。1つ目は、造花のコサージュです。基本的に造花のコサージュを付ける場合が多いのではないでしょうか?長く使えるのでシーン別にいくつか持っておくと便利です。2つ目は生花のコサージュです。お花屋さんで作って貰えて、造花とはひと味違うフレッシュと魅力があります。
花嫁や主役となる時に生花のコサージュは華やかさがアップするのでおすすめです。コサージュとして使ったあとも数日楽しめます。3つ目は、ブリザーブドフラワーです。造花のように長く使えるのと生花のような華やかさの両方を兼ね揃えています。
コサージュとブローチの違いは花と針·台座
コサージュとブローチの違いって、なかなか分かりにくいですよね。コサージュは、女性が胸元につける花の部分を示しています。一方ブローチは、胸元につけるアクセサリーで装飾品を含めた針や台座です。
下記の記事では、セリアの手芸用品をご紹介しています。最近では、自分でアクセサリーなどをハンドメイドする方が増えています。100均のハンドメイドキットは、便利で簡単なので、ぜひ参考にしてみて下さい。
結婚式のコサージュの位置や付け方・向きは?
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き①胸よりやや高めの場所
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き1つ目は、胸よりやや高めの場所が良いでしょう。顔の近くにコサージュを付けることで、顔周りが明るくなります。写真撮影の時にも顔と一緒に写るので、華やいで見えます。また、人の目線が上にくるので、全体のシルエットが綺麗になる効果もあります。
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き②一般的には左胸
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き2つ目は、本来付けるのは左右どちらでも構いません。しかし、一般的には左胸が多いとされています。それは、人の視線は自然と右側に集中するので、左側にコサージュをすることで注目してもらいやすくなるからです。結婚式でも基本的に左胸にコサージュを付ける方が良いでしょう。
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き③髪飾りで頭に付けるのはNG
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き3つ目は、髪飾りで頭にコサージュを付けるのはNGです。なぜなら、結婚式で頭に花を付けるのは花嫁だけとされているからです。どうしても花のコサージュを付けたい場合は、低めの位置で目立たない色を選んで付けましょう。またパッと見、花だとわかりづらいものもおすすめです。
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き④未婚者は枝や茎は上向きに
結婚式のコサージュの位置や付け方・向き4つ目は、未婚者ならコサージュの花の枝や茎部分を上にするのがおすすめです。なぜなら、海外では結婚式でつけて行く花の枝や茎の向きにより、意味が異なっているからです。結婚式は、出会いの場でもあるので、枝や茎を上向きにしておくと男性にアピールできます。
逆に花の枝や茎部分を下にして、花の部分を上にすると既婚者という意味になります。ただ、日本ではあまり浸透していないため、コサージュをつけて1番きれいに見える向きにしても良いでしょう。
入園式のコサージュの位置や付け方・向きは?
入園式のコサージュの位置や付け方・向き①左胸の鎖骨あたり
入園式のコサージュの位置や付け方・向き1つ目は、左胸の鎖骨あたりです。本来、コサージュを付ける位置は左右どちらでも自由ですが、左の方が相手の目線を向けられるので、コサージュに注目して貰いやすいです。また鎖骨あたりにすることで、全体のスタイル良く見せてくれる効果があります。
入園式のコサージュの位置や付け方・向き②ジャケットの襟部分
入園式のコサージュの位置や付け方・向き2つ目は、ジャケットの襟部分です。入園式でワンピースやブラウスの上にジャケットを羽織る場合も多いと思います。ジャケットに襟が付いているなら、コサージュは襟部分に付けるとシックで大人な装いになります。
襟のないノーカラージャケットの場合でも、鎖骨あたりの高めの位置にコサージュを付けましょう。あまり低い位置につけると幼い印象を与えてしまいます。入園式におすすめの服装は、下記の女性のビジネスカジュアルの記事もぜひ参考にしてみて下さい。
入園式のコサージュの位置や付け方・向き③着物なら髪飾りか帯揚に
入園式のコサージュの位置や付け方・向き3つ目は、着物なら髪飾りか帯揚につけることです。入園式で着物を着て行こうと考えている方も多いと思います。着物自体が華やかなので、本来コサージュは必要ないですが、どうしてもつけたい場合は、髪飾りとして頭につけたり、帯揚につけたりするとコサージュも引き立ちます。
帯揚につける場合は、柄が入ったものではなく、シンプルな帯にする方がより、コサージュが映えてますし、上品に見えます。コサージュもクリップで留められるものを選ぶようにするとつけやすいです。
卒業式のコサージュの位置や付け方・向きは?
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き①バッグ
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き1つ目は、バッグです。卒業式でもコサージュのつける位置などは、結婚や入園式·入学式と同じで左側の鎖骨あたりがおすすめです。でも、人と違うようにコサージュをつけたい方は、バッグが良いでしょう。
フォーマルに合わせるバッグは、意外とシンプルで地味な場合が多いです。そこで、バッグに華やかなコサージュをつけると一気に雰囲気が変わります。椅子に着席している時は、膝の上にバッグを置いておくこともあるので、バッグにワンポイントあるとオシャレです。
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き②髪飾りとして頭につける
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き2つ目は、髪飾りとしてコサージュを頭につけることです。結婚式では、NGとされているとご紹介しましたが、卒業式では髪飾りとしてコサージュをつけることはOKです。上品な感じに仕上がります。
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き③大きなコサージュは首元から
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き3つ目は、大きめのコサージュは首元からつけるのがおすすめです。花の枝や茎部分が鎖骨あたりにかかるくらいが良いでしょう。首元からつけることで全体のシルエットをすっきりと上品に見せてくれます。
ただ卒業式は、今まで子どもがお世話になった先生たちに敬意を表す場とも言われています。大きめのコサージュをつける場合は、極端に大きくて派手なものは避けましょう。常識のある、マナーのある範囲になるように注意して下さい。
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き④コートを着て行く場合は後で
卒業式のコサージュの位置や付け方・向き4つ目は、コートを着て行く場合は後でつけることです。卒業式シーズンは、まだまだ肌寒く、地域によっては雪がちらついていることもあります。そういった時にコートを羽織ると、コサージュがつぶれてしまう可能性が高くなります。
特に生花のコサージュをつけていく場合は、注意が必要になるので、バッグやサブバッグに入れておいたり、一時的にコートにつけておいたりして、卒業式会場に入る前にコートを脱いで化粧室などでつけると良いでしょう。
コサージュの色のマナーは?
コサージュの色のマナー①結婚式は白色と黒色はタブー
コサージュの色のマナー1つ目は、結婚式では白色と黒色はタブーとされています。まず白色は、白色は基本的に花嫁のカラーとされています。ゲストの服装でも気を付けていることですが、コサージュの場合も白色は避けましょう。次に黒色のコサージュは、喪中を表すため結婚式のお祝いの時には向いていません。
定番はベージュでその他は明るいカラーが好まれます。また、結婚式で付けていくコサージュは造花またはブリザーブドフラワーが良いとされています。生花は、華やかになるため、花嫁より目立つので避けましょう。基本的に結婚式では、花嫁より控えめに華やかにならないように注意が必要です。
コサージュの色のマナー②入園式&入学式は淡い春色がおすすめ
コサージュの色のマナー2つ目は、入園式&入学式は淡い春色が良いでしょう。具体的にいうとピンクやオレンジ、黄色、ベージュ、グレー、オフホワイトです。春らしい色が入園式&入学式にピッタリで、また、スーツやジャケットと同系色のコサージュも一般的です。
コサージュの花の種類は、バラや桜など春の花を選びましょう。入園式&入学式のコサージュで注意したいのがコサージュの素材です。ベルベット生地やファーなどは、冬のイメージが強いので春の入園式&入学式のコサージュとしては不向きなので、避けましょう。
コサージュの色のマナー③卒園式&卒業式はやや明るめカラーがおすすめ
コサージュの色のマナー3つ目は、卒園式&卒業式はやや明るめカラーがおすすめです。何と比べてやや明るめかといいますと、スーツやジャケットの色よりということです。卒園式&卒業式がある3月はまだ肌寒い季節で服装も黒色やグレーなど暗めのものが多くなります。
暗めの服装と同系色のコサージュを選ぶとより暗いイメージになってしまいます。せっかくなら、同系色より少し明るめのグレーや白色、グレーがかったブルーなどを選ぶのがおすすめです。また、透け感や光沢のあるものも重くならず、華やかさがアップします。花の種類は、ランやマーガレット、バラなどが良いでしょう。
コサージュの色のマナー④学校行事には濃い色はNG
コサージュの色のマナー4つ目は、学校行事の入園式·入園式、卒園式·卒業式につけていくコサージュは、濃い色やビビッドなカラーはNGとされています。なざなら、カジュアルになりすぎるのと派手で目立ちすぎになってしまうからです。
喪を表す黒色はもちろん、濃い赤色や濃い紫、濃いオレンジなどは下品になるのでやめましょう。濃い色はパーティー向けで、逆に淡い色のコサージュにするとフォーマルな服装にも合い、上品に見せてくれます。また、コサージュの素材もカジュアルになる麻なども避けた方が無難です。
正しいコサージュの位置とマナーを守って胸元を華やかに
より女性らしく、華やかにしてくれるコサージュについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?結婚式、入園式、卒業式別にコサージュの位置や付け方、向き、色のマナーなど知っているようで知らなかったことも多かったと思います。
しかし、コサージュの位置、付け方や向きなどは、きれいに見えるように自由につければいいところもあるので、その場にふさわしいように気を付けるべきところは注意して、コサージュを使ったコーディネートのオシャレを楽しんで下さいね。
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