ご尽力いただきの意味とは?使い方・例文13選やお力添えなどの類語表現も
あなたは、ビジネスでも良く使われる「ご尽力いただき」という表現の正しい意味や使い方を知っていますか?この記事では、「お力添え頂き」、「お力添え賜り」などの類語表現や英語表現についても詳しくお伝えしていきます。どうぞ最後まで読み進めてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
ご尽力いただきの意味とは?
ご尽力いただきの意味は「力を尽くしてもらい」という意味
ご尽力いただきの意味は、「力を尽くしてもらい」という意味です。この「力を尽くす」という表現をもっと簡単にすると、「一生懸命努力する」という意味です。
この表現が使われる場合は、後に相手への感謝の気持ちを表す表現が続きますので、ここでの「力を尽くす」とは相手がこちらにしてくれたことを意味します。主語は自分ではなくあくまで相手ですので、その点には注意してください。
ご尽力いただきの表現は相手への敬意を意味する敬語表現
ご尽力いただきは、相手への敬意を意味する敬語表現でもあります。「もらう」意味する「いただく」という謙譲語を使って、自分が相手よりもへりくだる形にすることで相手に敬意を表しています。また、同じ意味で表記の違う「ご尽力頂き」や「ご尽力賜り」という表現もあります。
ご尽力とお力添えの使い分けは?
ご尽力とお力添えの使い分け①お力添えには「努力」の意味はない
ご尽力とお力添えの使い分けの1つ目は、お力添えという表現にはご尽力にあるような「努力、一生懸命に対処する」という意味がないことです。「お力添え」という言葉は、「力を添える」という言葉から来ており、「助ける」に近いイメージがあります。
ご尽力とお力添えの使い分け②お力添えの意味をしっかり覚えて識別する
ご尽力とお力添えの使い分けの2つ目は、お力添えの意味をしっかり覚えて識別するです。ご尽力とお力添えは多くの場合、その響きも似ていることから意味が混同されやすい表現です。
したがって、力添えという言葉は援助、助力、協力などと置き換えられる、ということをしっかり記憶しておいて、この二つの表現間での誤用を避けることをおすすめします。混同しやすいものはこのようにどちらか一方をしっかり覚えておけば誤用も防げます。
ご尽力いただきの使い方・例文13選
ご尽力いただきの使い方と例文①ご尽力いただき誠にありがとうござい
ご尽力いただきの使い方と例文の1つ目は、「ご尽力いただき誠にありがとうございます。」です。これは、ビジネスでは特によく聞く定番の表現です。
具体的には、「この度のシンポジウム催行に際しては、大変お世話になりました。ご尽力いただき誠にありがとうございます。」などの形で使用することが可能です。前の部分に感謝したい具体的な事項を重ねましょう。
ご尽力いただきの使い方と例文②ご尽力頂き大変感謝いたしております
ご尽力いただきの使い方と例文の2つ目は、「ご尽力頂き大変感謝いたしております。」です。これは、後半の感謝を表す部分をより丁寧な敬語表現にしたものです。
具体的には、「この度のプロジェクトでは、貴社にご尽力頂き大変感謝いたしております。」などの形で使用します。少し堅いニュアンスが相手に伝わります。
ご尽力いただきの使い方と例文③よろしくお伝えください
ご尽力いただきの使い方と例文の3つ目は、「~様にはご尽力いただきました。よろしくお伝えください。」です。これは、特に一生懸命努力をしてくれた人に対して直接会えないがこちらの感謝の気持ちを伝えて欲しい際などに使用します。
具体的には、「佐藤様には大変ご尽力いただきました。ぜひよろしくお伝えください。」などの形で使用することができます。伝言を伝える相手にも簡潔に伝えられるので使い勝手の良い例文です。
ご尽力いただきの使い方と例文④ご尽力いただき成功させることが
ご尽力いただきの使い方と例文の4つ目は、「ご尽力をいただき~を成功させることができました。」です。いただきの直後には自分が関わって成功したもの、例えばプレゼンやプロジェクトなどを入れて使用します。
具体的には、「この度は横山様のご尽力をいただき当プロジェクトを成功させることができました。」などの形で使用することが可能です。
ご尽力いただきの使い方と例文⑤ご尽力いただきましたが残念な結果
ご尽力いただきの使い方と例文の5つ目は、「ご尽力いただきましたが残念な結果となってしまいました。」です。この表現は、相手にも努力してもらった事案が成功に至らなかった場合に、相手にそれを知らせる際に使用します。
具体的には、「この度は貴社にご尽力いただきましたが、残念な結果となってしまいました。申し訳ありません。」などの形で使用します。後に謝罪の気持ちも加えるとより良いでしょう。
ご尽力いただきの使い方と例文⑥ご尽力いただきまして深く感謝して
ご尽力いただきの使い方と例文の6つ目は、「ご尽力いただきまして深く感謝しております。」です。後半にくる感謝を表す部分を丁寧な表現で表しています。
具体的には、「この度は貴社にご尽力いただきまして深く感謝しております。」などの形で使います。「おります」は「います」の丁寧な表現です。特に目上の人に対して使用すると効果的です。
ご尽力いただきの使い方と例文⑦ご尽力いただきましたお陰で
ご尽力いただきの使い方と例文の7つ目は、「ご尽力いただきましたお陰で達成することができました。」です。相手の努力があってこそ、何かが達成できたことを相手に伝える表現です。
具体的には、「貴社にご尽力いただきましたお陰で、当プロジェクトを達成することができました。」などの形で使用することができます。後に「本当にありがとうございました。」と感謝の意を述べるのもおすすめです。
ご尽力いただきの使い方と例文⑧ご尽力いただき心から御礼申し上げ
ご尽力いただきの使い方と例文の8つ目は、「ご尽力いただき心から御礼申し上げます。」です。「御礼申し上げます」とは「お礼を言う」の敬語表現です。「心から」とついているので、相手への深い感謝の気持ちを表します。
具体的には、「鈴木様には今回、ご尽力いただき心から御礼申し上げます。」などの形で使用します。堅い響きとなりますんで、まだそんなに仲の深くない年上や目上の人に対して用いましょう。
ご尽力の使い方と例文⑨ご尽力いただき深謝致します
ご尽力いただきの使い方と例文の9つ目は、「ご尽力いただき深謝致します。」です。「深謝」とは「深く感謝する」という意味です。
具体的には、「この度の契約更新に際しては貴社にご尽力いただき深謝致します。」などの形で使用します。こちらが謙虚な気持ちで相手の努力に感謝し、それに心から感謝していることを表せます。
ご尽力いただきの使い方と例文⑩ご尽力いただき本当に嬉しく思って
ご尽力いただきの使い方と例文の10個目は、「ご尽力いただき本当に嬉しく思っています。」です。これは、相手の努力に対しての自分の嬉しい気持ちを率直に伝える表現です。
具体的には、「サービス向上にご尽力いただき本当に嬉しく思っています。」などの形で使います。この表現は丁寧な表現ではありますが、少しカジュアルな響きもありますのである程度関係の深まった相手に使うようにしてください。
ご尽力いただきの使い方と例文⑪ご尽力いただき感謝申し上げます
ご尽力いただきの使い方と例文の11個目は、「ご尽力いただき感謝申し上げます。」です。「感謝します」を謙譲語表した丁寧な表現が重なったものです。
具体的には、「この度は弊社主催のイベントにてご尽力いただき感謝申し上げます。」などの形で使用します。例文のように前半に相手に努力してもらった内容について触れると良いでしょう。
ご尽力いただきの使い方と例文⑫ご尽力いただき身に余る思いです
ご尽力いただきの使い方と例文の12個目は、「ご尽力いただき身に余る思いです。」です。「身に余る思い」とは、「申し訳ないと思う気持ち、恐縮する気持ち」という意味です。
具体的には、「この度の契約締結に際しては大変なご尽力をいただき身に余る思いです。」などの形で使用します。かなりこちらがへりくだった響きになりますので、大事な取引先などに限定して使いましょう。
ご尽力いただきの使い方と例文⑬ご尽力いただき誠に恐縮です
ご尽力いただきの使い方と例文の13個目は、「ご尽力いただき誠に恐縮です。」です。この例文は、12個目のものとほぼ意味は同じですが、少しへりくだった感じが弱いニュアンスがあります。
具体的には、「この度は貴社営業部にご尽力をいただき誠に恐縮です。」などの形で使用します。この「誠に恐縮です」という表現はビジネスでも頻出の使える表現なのでここで一緒に覚えてしまいましょう。
ご尽力いただきの類語表現は?
ご尽力いただきの類語表現①「お力添え頂き」
ご尽力いただきの類語表現の1つ目は、「お力添え頂き」です。前述した通り、「お力添え」には「助ける、援助する」という意味があります。意味は「ご尽力」と少し違うものの、二つは類語現です。
使い方は「ご尽力いただき」とほとんど同じで、「この度はお力添え頂き誠にありがとうございます。」などの形で相手の援助に対して感謝の意を述べたい場合に活用できます。
ご尽力いただきの類語表現②「お力添え賜り」
ご尽力いただきの類語表現の2つ目は、「お力添え賜り」です。「賜り」とは「頂き」をもっと丁寧な表現にしたもので、意味は「お力添えを頂き」とほぼ変わりません。
具体的には「大変なお力添えを賜り、誠にありがとうござます。」などの形で使用します。こちらも相手への感謝を表す文章で特に良く使われます。
ご尽力いただきの類語表現③「ご支援を賜り」
ご尽力いただきの類語表現の3つ目は、「ご支援を賜り」です。これは、上記で挙げた「お力添え」をもっと簡単な言葉である「ご支援」に換えたもので、意味にはほぼ違いがありません。
具体的には、「貴社にはこの度もご支援を賜り、心から感謝しております。」などの形で使用可能です。相手への支援についてより直接的な言葉で表現したい際に使用しましょう。
ご尽力いただきの英語表現は?
ご尽力いただきの英語表現①yourgreateffort
ご尽力いただきの英語表現の1つ目は、「your great effort」です。これは直訳すると「あなたの多大な努力」という意味で、転じて「ご尽力いただき」となります。
具体的には、「Thank you so much for your great effort.」、「ご尽力いただき誠にありがとうございます。」などの形で使用します。
ご尽力いただきの英語表現②yourstrongcommitmenton
ご尽力いただきの英語表現の2つ目は、「your strong commitment」です。直訳すると「あなたの強いコミットメント」という意味となり、転じて「ご尽力いただき」となります。
具体的には、「Thanks for your strong commitment.」、「ご尽力いただきありがとうございます。」などの形で使用します。ビジネスメールにも活用できます。
「ご尽力いただき」や他類語表現を上手く使ってビジネスを優位に進めよう!
この記事では、「ご尽力いただき」について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたか?ぜひ類語表現も上手く使ってビジネスで活用してみてくださいね。下記関連記事では、「感謝申し上げます」の使い方について取り上げています。メールでの敬語の使い方や英語表現もあります。ぜひこちらもチェックしてみてください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。