キートップの外し方は?デスクトップやノートパソコンの引き抜き工具も
キーボードのキートップには、外し方というものがあります。正しく外すことができれば、洗浄することも可能です。今回はデスクトップやノートパソコンのキーボードのキートップの外し方と、洗浄・掃除の仕方についてご紹介します。毎日使うパソコンのキーボードを綺麗にしてみましょう!
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目次
キーボードの掃除について
キーボードはトイレの便座よりも汚いものである!
ご存知の方も多いと思いますが、普段使うキーボードは予想以上に汚いものなのです。とある記事では、なんとキーボードのキータッチは、トイレの便座の5倍以上もの菌が存在する!なんて見出しも踊っているほどなのです。普段、パソコンでお仕事をされている方々からすると、なんとも気持ちの悪い話ですよね。
もちろん、すべての方のパソコンやキーボードのキータッチがそうであるとは限りません。しかし、人の手が触れるものですので無菌状態である、清潔であるとは言い難いものです。これを解決するためにも、普段から手を汚した状態で操作をすることを避けたり、飲食をしながら操作することを避けることが無難だと言えます。
キーボードの汚れは内側にも入り込みやすい!
キーボードが汚いというと、キートップだけを拭いたりすればいいと思われる方もいます。しかし、それだけでは汚れは綺麗になりません。なぜなら、キーボードのキートップはタイピングがしやすいよう、フロートした状態になっています。そのため、隙間も多く汚れやほこりが入り込みやすい構造になっているのです。
そのため、表面だけを拭いたり、エアーダスターを使ってホコリを取り除いたとしても、汚れは完全に除去することができません。もし完全にきれいな状態を保ちたいのであれば、一度キートップを外して、徹底的に掃除をする必要があります。しかし、キートップを外すとなるとそれ相応の知識と、道具も必要となります。
キートップを外すのに必要な工具
キートップを外すのに必要な工具①マイナスドライバー
キートップを外すのに必要な工具の1つ目は、マイナスドライバーです。マイナスドライバーは、精密ドライバーという細いタイプのドライバーを選びましょう。なぜなら、キートップの隙間は非常に狭く、一般的な大きいマイナスドライバーでは隙間に入らないばかりか、最悪の場合プラスチックでできた部品を壊しかねません。
できるだけ細いタイプのマイナスドライバーを用意しておくのがよいでしょう。ちなみに、マイナスドライバーは100均などでも販売されています。工具コーナーなどに置いていることがほとんどです。あまりお金をかけたくないという方は、ぜひ100均で揃えてみるとよいでしょう。
また余談ですが、普段から節約にいそしんでいる方はパソコンの設定も見直してみることで節約につなげることができます。次の記事では、パソコンの電気代についてをまとめてみます。スリープ機能やデスクトップを変えるだけで、消費電力量も変わります。ぜひ、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
キートップを外すのに必要な工具②専用キートップ引き抜き工具
キートップを外すのに必要な工具2つ目は、専用キートップ引き抜き工具です。マイナスドライバーがある方は、こちらを用意する必要はありませんが、より正確にキートップを外したいという方はこちらを用意するのがよいでしょう。キーボードの構造がよくわからない方、初めてキートップを外してみるという方におすすめです。
それでは一体、この専用キートップ引き抜き工具とはどんなものなのかを説明します。細いワイヤーなどが付いているこちらの工具は、狭いキートップ隙間に入り込み、がっちりとキートップをキャッチします。あとは上に引き抜くだけで簡単にキートップが外せるという代物です。
名称は工具ではありますが、基本的に1,000円以内で購入できるためコスパ面で見ても優秀です。プラスチックでできているような、繊細なキートップを傷つけずに外すことができるため、定期的にお掃除をしたい方は1つ用意しておいても無駄にはなりません。インターネットなら色々な種類のものが手軽に購入できます。
キートップの外す時のポイント
キートップを外すときのポイント①スペースキーやシフトキーは丁寧に外す!
キートップを外すときのポイント1つ目は、スペースキーやシフトキーは丁寧に外すことです。小さいキートップは、意外とすぐにポロポロとれるものです。しかし、スペースキーやシフトキー、エンターキーなどの大きなキートップは、少し外すのにコツが必要な場合があります。
なぜこのような大きなキートップが外しづらいのかというと、大きいサイズであるぶん固定の仕方も少々複雑になっているケースが多いためです。ほかのキートップと同じ要領で外してしまうと、最悪の場合固定している部品を破損してしまうおそれもあります。
外すときは特に慎重かつ丁寧に外すよう心がけましょう。また、スペースキー、シフトキー、エンターキーは、それぞれ外し方を覚えておくのも大切です。外したはいいが、今度ははめられなくなった!という時、どういう方向・角度で外したかを覚えておけば、はめやすくなるためです。
キートップを外すときのポイント②無理やり外さない
キートップを外すときのポイントの2つ目は、無理やり外さないとうことです。キートップによっては、外し方の方向が必ずしも真上であるとは限らないものもあります。そのため、力任せに外すとツメや部品を破損しかねません。
外せないものは、無理やり外さずに残しておくという選択もしておきましょう。ちなみに、精密マイナスドライバーを使っても外れないという時は、専用キートップ引き抜き工具を使うとすんなり外れるということもあります。
できるだけ、専用キートップ引き抜き工具を用意して外すのがおすすめです。また、マイナスドライバーをひっかけるタイミングで、内側の見えない部品を破損させてしまうということもありますので、慣れていない方は無理せず専用キートップ引き抜き工具を使いましょう。
キートップを外すときのポイント③ノートパソコンのパンタグラフは外さない
キートップを外すときのポイントの3つ目は、ノートパソコンのパンタグラフは外さないことです。これはノートパソコンのキーボードで使われている方式のことで、ノートパソコンのキーボードに使われているパンタグラフという部品は、薄型であるメリットはありますが、一度壊れると自分では修理することが難しいためです。
力任せにおもいっきり外したりはめたりすると、部品が破損してしまい、最悪の場合新たに別でキーボードを用意しないといけない!という恐れもあります。デスクトップ型なら良いですが、ノートパソコンタイプはそうもいきませんよね。
もちろん、外し方に慣れている人ならパンタグラフ式を用いているノートパソコンのキートップを外すこともできます。しかし、初心者が手を出すと後悔することにもつながりません。ノートパソコンのキートップは、無理やり外すのではなく、別の方法で掃除をしていくのがおすすめです。
キートップの外し方・洗浄方法も
キートップの外し方と洗浄方法①デスクトップのキートップを引き抜く
キートップの外し方と洗浄方法1つ目は、工具を使ってキートップを引き抜くことです。デスクトップ用のキーボードなら、割と簡単な外し方ができます。ただし、デスクトップ用のメカニカルキーボードの場合、金具が内側に付属している場合がほとんどですので、無理やり外すと金具を壊しかねません。
小さめのキートップは基本的にまっすぐ上に引き抜くことで簡単な外し方ができます。しかし、シフトキーやスペースキー、エンターキーのような大き目のデスクトップキーボードのキートップは、大き目の金具がついている場合もあるので、外し方としてはゆっくりと上に向かって慎重に引き抜いていきましょう。
ちなみに、デスクトップと異なりノートパソコンに用いられているパンタグラフ式キーボードはキートップを外して洗浄するのではなく、拭き取り掃除をメインに行っていきます。綿棒などを使って細かい部分を拭き取り洗浄していきましょう。アルコールを使うと塗装がはがれることもあるので、電解水などを使うとよいでしょう。
キートップの外し方と洗浄方法②デスクトップのキートップの洗浄をする
キートップの外し方と洗浄方法2つ目は、デスクトップのキートップの洗浄をすることです。汚れがひどい時には、中性洗剤(食器洗い洗剤など)を薄めて使います。あまり入れると、泡が立ちすぎてすすぎが大変ですので、少量入れて使いましょう。
キートップ裏面の細かい部分は、汚れが落ちづらいので綿棒を使って丁寧に汚れを拭き取ったり書き出していったりするとよいです。部品が細かい部分については、通常の綿棒に比べて細くできている赤ちゃん用のベビー綿棒を使うと細かい部分まできれいにすることができます。
洗浄を終えたら、しっかり水ですすいで乾燥させます。裏面が乾きづらい場合は、ベビー綿棒で水分を拭き取っていきましょう。洗浄後、キートップがなかなか乾かないということもあるので、別のキーボードを用意しておくと便利です。
キーボードの掃除方法
キーボードの掃除方法①エアーダスターで汚れを吹き飛ばす
キーボードの掃除方法1つ目は、エアーダスターで汚れを吹き飛ばすことです。まずは、綿ぼこりやお菓子などのカスを取り除いていきましょう。エアーダスターでも取り除けない場合には、市販のパソコン用ブラシを使って丁寧に取り除いていくのもおすすめです。また、デスク用の小さめの掃除機を使うのも良いでしょう。
この時、メンブレン式キーボードはキートップ下にもう1枚板が付属しています。その板を丁寧に外して、もう一段下の部分も掃除します。板の下には、丸いゴム製の部品がいくつも配置してあるので、このゴム部品も水洗いしてよく乾燥させましょう。
このゴム部品が弱っている部分のキーは、他のキートップに比べてタイピングした時の戻りがおかしかったり、うまく入力ができないということもあります。もし、破損や劣化を確認したら、それは寿命のサインであるというケースもあります。あまりひどい時には、買換えることも検討しましょう。
キーボードの掃除方法②キーボードを柔らかい布や綿棒で丁寧に掃除する
キーボードの掃除方法2つ目は、キーボードを柔らかい布や綿棒で丁寧に掃除することです。キーボードは水洗いはできませんので、柔らかい布や綿棒にアルコールをつけて掃除しましょう。むりやり力を入れて掃除をすると、部品を壊してしまったり、傷てしまうこともあるので、力を入れずに行います。
最近は、100均などでもパソコン用掃除グッズが簡単に手に入るようになっていますので、そういったグッズも利用してみると便利です。また、普段からこまめに掃除をしておくと割とキーボード内部の汚れも少なくすみます。
なるべくキートップを外してまでは掃除をしたくないという方は、スライムでできたお掃除グッズを使ってみると、細かい部分の汚れを一掃することができておすすめです。インターネットをはじめ、ホームセンター、家電量販店などで販売されていますので、ぜひチェックしてみましょう。
キートップを外してキーボードを綺麗に掃除しよう!
パソコンを使って仕事をする人は、毎日手で触れるキーボード、なるべく清潔に保ちたいですよね。普段からこまめに掃除をしておくと、いざ掃除をするとなった時、びっくりするぐらいの汚れを見ずに過ごすことができます。そして、数か月に1度くらいはキートップを外してお掃除をしてみてはいかがでしょうか。
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