音声通話SIMとデータSIMを比較!契約プランや利便性を紹介

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携帯電料金が高い、と感じている人は格安SIMへの関心が高くなりますが、実際の利便性や通話品質なども気になるのではないでしょうか。格安SIMへ乗り換える際の注意事項をまとめて解説しますので、参考にしてください。

音声SIMって?データSIMと比較

電話を使うなら音声通話SIMを契約

格安スマホは大きく分けて、音声通話SIMとデータSIMに分かれます。大手3キャリアで携帯電話を使うように電話機能が必要であれば、音声通話SIMで契約することがおすすめです。 データSIMには音声通話機能がなく、キャリアの通信網を使ってデータ通信をしたいだけの人向けです。そのため、データSIMの契約料金は、音声通話SIMより安い設定であることが多くなっています。

データSIMは電話番号が持てない

データSIMの契約では、090や080で始まる携帯電話の番号を持つことはできません。 ただし、データSIMはキャリアの通信網を使ってインターネットに接続することができますので、050から始まるIP電話を利用することはできます。090や080で始まる番号は携帯電話に割り当てられ、インターネットを介さないで携帯電話網を使うため、音質も劣化しにくい通話になります。

プランによってはかけ放題も可能

格安スマホの音声通話SIMは、大手3キャリアに比べて月額料金が安いのが魅力です。また、各MVNOでもかけ放題のプランが用意されていますので、携帯電話での通話時間が長い方にも安心です。 例えば、1回5分以内の国内通話がかけ放題や、新規契約後2年間は無料通話時間を設けるなど、様々なプランがあります。通話サービスを重視する方は、MVNOとプランをよく比較して契約するようにしましょう。

音声通話のみのプランはあるの?

どの格安SIMも通話のみは無い

音声通話においても通信機能を使いますので、通話すればデータ使用量に加算されます。そのため、通話でしかスマホを使わないという人でも、プランの中からデータ容量を選ぶ必要があります。 電話回線を使用する、090や080で発信する通話機能でもデータ容量を消費しますので、通話のみのようなプランはありません。

通話専用SIMとして使うなら最安プランを

もし通話専用のSIMとして使うなら、データ容量の少ない最安プランを選びましょう。通話では、利用料金は別として、データ容量はそれほど大きくなりません。データ使用量が大きくなるのは、動画を視聴したり、容量の大きいファイルをダウンロードしたりするときです。 通話専用であれば500KBなどのプランでも問題ないでしょう。

ガラケーとデータSIMの2台持ちも

音声通話付きにすると月額料金が高くなるスマホのSIMを、データ通信機能のみのSIMにして、携帯電話にはガラケーを使用するという方法もあります。ガラケーとデータSIMスマホの2台持ちという方法も、人によっては選択肢になるでしょう。 現在ガラケーを所有していて今後も継続利用したいなら、データSIMのスマホをデータ通信用に持つのもよいかもしれません。

格安SIMの通話品質は?利便さを比較


通話品質は問題なし!

MVNOはドコモ系かau系かのどちらかになり、多くのMVNOはドコモ系です。MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、仮想移動体通信事業者などと訳されます。 MNO(移動体通信事業者)の卸売を受けているか、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler、仮想移動体サービス提供者)の代行や機能提供により、通信サービスをエンドユーザーに提供しています。そのため、音声品質に大きな問題はないようです。

MNPなら電話番号の引継ぎが可能

MNPとはMobile Number Portabilityの略で、090や080から始まる携帯電話の番号を、他社へ乗り換える際に引き継げる制度です。MNPによって、大手3キャリアなどで乗り換える際も、格安スマホに乗り換える際も、携帯電話の番号を継続利用することが可能です。 ただし、キャリアメールや有料コンテンツサービスなどは使えなくなりますのでご注意ください。なお、旧携帯電話会社からの転出には、2,000円から3,000円程度のMNP転出手数料がかかります。

通話SIM以外なら通話アプリでOK

データSIMで契約している人でも、LINEやSkypeなど、インターネット電話が可能な通話アプリを利用できますので、アプリ利用者同士ならデータ容量の消費とは別に無料で通話できます。また、050から始まるIP電話サービスは月額料金が無料か低額で、通話料金も安く設定されています。 ただし、IP電話はインターネット回線を使うため音声通信が劣化することがあり、また、緊急電話に掛けられないなどといったデメリットもあります。

音声通話を使う場合も格安SIMはお得!

MVNOは、無線通信のインフラを、自社のユーザー数に応じて他社から借り受けていて、また、データ使用量が少ない人向けのプランも用意しています。 加えて、MVNOはキャリアのようにショップ展開や端末の開発、コンテンツサービスの提供などに経費をかけていません。MVNOがリーズナブルな利用料金を設定できるのはそのためです。 格安SIMは、データ通信でも音声通話でも、低価格で利用することが可能になります。あまり通話しない人には、大手キャリアのかけ放題プランなどが負担になりますので、音声通話においてもお得になることが多くなるでしょう。

まとめ

格安SIMは急成長の市場になっていて、大手3キャリアでも、サブブランドなどにより低料金希望者が他のMVNOに流れることを防ごうとしています。MVNOが増え、また、業界再編の動きもありますが、自分に合った通信事業者やプランを選ぶ際にはぜひ参考にしてみてください。

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