格安スマホとドコモの違いは?乗り換え方法とiPhoneで使う方法

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「格安スマホに乗り換えると料金が安くなる」と聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。また、ドコモのようなキャリアと何が違うのでしょうか。ここでは、格安スマホの特徴やメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。

格安スマホとドコモの違いは?

ここでは、格安スマホとドコモとの違いについて説明します。

格安スマホは月額料金が安い

格安スマホとは、スマートフォンに格安SIMカードを使うことで、インターネットや音声通話を安く利用できるサービスのことです。格安スマホ会社は、auやドコモの回線網を借り入れることで、設備投資を行わずコストや人件費を削減しています。そのため、ドコモなどの大手キャリアよりも月額料金が安くできるのです。

通信速度はドコモの方が安定している

格安スマホは、一般的にドコモよりも通信速度が安定していないといわれています。なぜなら、auやドコモの回線網を借り入れているため、借り入れている場所が格安スマホユーザーで混雑すると通信速度が遅くなるのです。そのため、通信速度は、ドコモの方が安定しています。

ドコモのメールアドレスが使えない

ドコモから格安スマホに乗り換えた場合、ドコモと同じ回線を使っていたとしてもドコモのメールアドレスは使えません。格安スマホは、独自のメールアドレスを持たないため、Gmailなどのフリーメールを使用することになります。そのため、ドコモなどの大手キャリアのメールアドレスを使っている人が、パソコンメールを拒否していた場合は、メールが届かないといったデメリットがあります。

ドコモから格安スマホにするには?

ここでは、ドコモから格安スマホに乗り換えるために必要なことを説明します。

乗り換えのタイミングを考える

ドコモには、「ファミ割MAX50」や「ひとりでも割50」という2年間の縛りを行う代わりに、基本料金を割引きするサービスがあります。そのため、更新のタイミングで乗り換えをしなければ、解約料がかかってしまうのです。乗り換えのタイミングを間違えると、せっかく月額料金が安くなっても損をしてしまうケースもありますので、注意が必要です。

MNP予約番号を発行する

ドコモからの乗り換えを決心したら、まずはどこの格安スマホにするかを決めなければなりません。ドコモで使っている電話番号をそのまま使いたい場合、乗り換え先の格安スマホはMNPに対応している会社を選びましょう。 ドコモの電話番号をそのまま使う場合、ドコモに連絡をしてMNP予約番号の申し込みをします。本人確認ができたら、MNP予約番号が発行されます。

格安スマホ会社を決定して契約する

どこの格安スマホに乗り換えるのかを決めたら、家電量販店や格安スマホのWEBサイトなどで格安SIMカードを購入します。格安スマホ会社にMNP転入をする時は、クレジットカードや、本人確認書類や、MNP予約番号が必要です。MNP予約番号の有効期限は2週間のため、早めに格安SIMを購入する必要があります。

自動的にドコモとの契約は解約される

格安スマホ会社にMNP転入する場合は、ドコモで申し込んだMNP予約番号を使用して、格安スマホ会社で転入手続きをします。転入手続きが終了したら、ドコモとの契約は自動的に解除されます。

格安スマホ会社で使うスマホは?

ここでは、格安スマホ会社に乗り換えした後のスマートフォン本体について説明します。

今までのスマホをそのまま使う

ドコモから格安スマホに乗り換えをしたため、新しいスマホを購入しなければいけないと思う人も多いでしょう。しかし、ドコモでSIMロックの解除を行っておけば、今までの端末に格安SIMを入れることにより引き続き使用できます。SIMロックの解除は、インターネットから申し込みをすれば無料でできます。

格安スマホ会社で購入

多くの格安スマホ会社では、スマートフォンの端末も販売しています。そのため、格安スマホ会社で新しいスマートフォンを購入できるのです。SIM契約とのセットで端末が安くなるサービスを行っている会社も多くありますので、この機会に新しく端末を購入するのも良いでしょう。

SIMフリー端末を別で購入する

格安スマホ会社で新しいスマートフォンを購入する場合、大手キャリアに比べて端末の種類が少ないことがデメリットです。自分の欲しい端末の種類が格安スマホ会社に無い場合は、SIMフリーの端末を購入する必要があります。SIMフリーの端末は、ネットショップや家電販売店などで購入できます。

iPhoneで格安SIMは使える?

ここでは、乗り換え先の格安スマホ会社で、iPhoneが使えるかどうかについて説明します。

5c/5s以降の機種なら使える

ドコモから格安スマホ会社に乗り換えをした場合、今まで使っていたiPhoneの端末をそのまま利用したい人も多いでしょう。格安スマホ会社で使えるiPhoneは、iPhone5c/5s以降の機種です。そのため、ドコモで契約した機種が、iPhone4や、iPhone4sや、iPhone5の場合は、残念ながら使えません。

SIMロック解除は必要無い

ドコモから格安スマホ会社に乗り換えをして、iPhone5c/5s以降の機種をそのまま使いたい場合、SIMロック解除が必要ないケースが多くあります。なぜなら、ドコモ回線を利用している格安スマホ会社であれば、SIMロック解除無しでそのまま端末を使用できるからです。ドコモ回線を利用している格安スマホ会社は、格安スマホ会社の9割を占めるといわれていますので、ほとんどがSIMロック解除無しでiPhoneを利用できます。

SIMを購入する

ドコモから格安スマホ会社に乗り換えてiPhoneを使う手順も、他の端末の場合と基本的に同じです。MNP予約番号を取得して、格安スマホ会社にSIMの申し込みをします。iPhoneの場合は、SIMサイズの大きさを選ぶ時に間違えないように注意しましょう。

SIMが届いたらAPN設定を行う

契約する格安スマホ会社によっても違いますが、申し込みをしてから数日でSIMカードが届きます。SIMカードを入れればドコモのiPhoneをそのまま使えるわけではありません。iPhoneを使えるようにするためには、APN設定といわれる初期設定をする必要があるのです。iPhoneの初期設定は、専用のアプリで簡単にできます。

docomo回線をそのまま使う場合

乗り換えをした後の格安スマホ会社がドコモ回線をそのまま使う場合について説明します。

ドコモ回線が使える格安SIMは多い

現在、格安スマホ会社の数は、200を超えるといわれています。その中でも、ドコモ回線網を借り入れている会社は約9割です。ドコモから格安スマホ会社に乗り換えをした場合、格安スマホ会社がドコモ回線を使っていれば、SIM解除をしなくてもそのままドコモで使っていた端末を使うことができます。

格安プランが多く目的ごとに選べる

ドコモから格安スマホ会社に乗り換えをする場合、ほとんどの格安スマホ会社で端末を買い替えないで月額料金を安くできます。格安スマホ会社は、それぞれいろいろな目的にあったプランを販売していますので、自分にあったプランを選択しましょう。 例えば、データ通信だけのSIMや、音声通話付きのSIMのプランがあります。さらに、それぞれにデータの大きさが違うプランが準備されています。

通話料が高いというデメリットも

今までドコモで通話のかけ放題プランの契約をしていた人が格安スマホに乗り換えをした場合、乗り換え後の格安スマホ会社では通話料が安くなるプランが無い場合もあります。そのため、よく通話する人の場合は、月額料金がかえって高くなってしまう場合があります。格安スマホ会社に乗り換えれば必ず月額料金が安くなるわけでないため、契約する前には注意が必要です。

まとめ

このように、ドコモから格安スマホへの乗り換えは、ほとんどの場合がSIM解除をすることもなく、ドコモで使っていた端末をそのまま使えるため、月額料金が安くなります。乗り換え時期を考えればお得になることもありますので、検討をしてみてはいかがでしょうか。

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