ドコモ光転用後の設定方法!GMOやルーター、スマホまでも紹介

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スマホがドコモだという人は、自宅のネットをドコモ光へ転用すると割引があるため、フレッツ光からドコモ光へ転用するメリットが大きくなります。固定回線をドコモ光に変える場合の転用手続きや機器の設定などについてまとめました。ドコモ光のおすすめプロバイダ、ルーターやスマホの設定について解説します。

プロバイダ変更前にすること

転用番号を確認

NTT東西のフレッツ光の回線や設備の契約窓口を、他の光コラボレーション事業者に移す際に必要になるのが転用承諾番号です。転用承諾番号の申請は、住んでいる地域によりNTT東日本かNTT西日本のどちらかになり、申請方法はWebでも電話でも可能です。転用承諾番号をNTT東西から取得する際は、フレッツ光のお客さまID(CAFで始まる番号)、ひかり電話番号、連絡先電話番号のいずれかと、契約者名と住所と支払い方法の情報が必要になります。

機器の交換が必要か確認

フレッツ光を利用していると、NTT東西からONUかホームゲートウェイを借りています。ONUは光信号を電気信号に変換する回線終端装置で、ホームゲートウェイはONUの機能に加えルーター機能や電話機能も備えた統合型のネットワーク機器です。 ホームゲートウェイは、ひかり電話を利用している人には無料で、それ以外の人には有料で貸し出されていますが、ドコモ光など光コラボレーションに転用する場合はそのまま継続利用できます。ただし、現在の契約回線が古く、使用中の回線終端装置がドコモ光に対応していない場合やオプション契約を変更する場合などは交換が必要になります。

切り替え工事後、開通したらすること

ドコモ光のモデムを確認

NTTの光回線網などと家庭のネットワークの橋渡しをする機器が回線終端装置です。回線終端装置は、公衆回線網で伝送される信号をデジタル機器で利用できるデジタル信号に変換します。正式には、回線終端装置の中でも、光回線で光信号とデジタル信号を変換するのがONU、ADSL回線でアナログ信号をデジタル信号に変換するのがモデムですが、ONUをモデムと呼ぶこともあります。

ユーザーIDやパスワードの確認

ドコモ光に限らず転用後はインターネット接続設定をする必要がありますが、その時に必要なのがIDやパスワードで、光回線に関する情報とプロバイダに関する情報の2種類が必要です。光回線情報はフレッツ回線のお客様ID(CAFから始まる番号)及びアクセスキーと同じですが、ドコモ光から送られてくる契約書類などで確認してください。 もう一つのプロバイダ情報も契約書類で確認できます。また、ドコモ光に対応しているプロバイダの数は26ですが、フレッツ光で契約していたプロバイダを変更せずに継続利用することも可能です。

セットアップツールが使えるか確認

フレッツ光の契約をして初期セットアップをした際に、「フレッツ簡単セットアップツール」を利用した人も多いかもしれません。NTT東西が提供するセットアップツールは、ドコモ光などの光コラボに転用しても利用することが可能です。名称は「簡単セットアップツール」に変わりますがNTT東西のウェブサイトからダウンロードして利用することができます。 「簡単セットアップツール」のダウンロードページには、インターネット接続前でもONUとパソコンをLANケーブルで直接つないだ状態であれば、アクセスすることが可能です。もし、アクセスできないときは、パソコンのインターネット接続機能かルーターを使って手動で設定しましょう。

プロバイダのHPで設定方法を確認

ビッグローブ(BIGLOBE)の場合

BIGLOBEは、元々NECが運営していた老舗の大手プロバイダですが、2017年1月にKDDIの完全子会社になりました。フレッツ光や光コラボとしてのビッグローブ光に加え、ドコモ光にも対応です。インターネット接続設定の方法は、どのプロバイダでも基本的に同じですが、ひかり電話を利用しているのか、市販ルーターがあるのかなどで異なります。 また、2018年現在は各プロバイダで次世代ネットワークIPv6への対応が進んでいて、BIGLOBE でもIPoE方式のIPv6接続の提供を開始し、契約する場合はWi-Fiルーターがレンタルされます。IPoE方式のIPv6 接続では、ルーターを設置するだけで利用できるようになり、インターネット接続設定の作業を行う必要はありません。

ぷららの場合

NTTぷららは、NTTコミュニケーションズのグループ企業の大手プロバイダで、光コラボのぷらら光とドコモ光をインターネットサービスとして提供しています。ぷららでは、独自に「ぷらら設定ツール」というインターネット接続設定やメール設定ができるツールを用意しています。 ぷらら契約者であれば「簡単セットアップツール」の代わりに「ぷらら設定ツール」を利用してもよいでしょう。また、QRコードを使ってインターネット接続やWi-Fi接続の設定を行える「マイぷらら」というスマホアプリも独自に用意しています。

OCNの場合

OCNは、NTTコミュニケーションズが運営する大手プロバイダで、通信サービスの豊富さや通信品質に定評がありますが、サポート体制も整っています。ホームページが充実しているだけでなく、OCNサポートセンターという電話窓口を設けており、年末年始を除く10時から18時の間ならフリーダイヤルでの問い合わせが可能です。また、OCNでもIPv6接続を提供しており、IPoE方式と従来からのPPPoE方式の両方式の利用が可能で、IPoE方式は設定不要ですが、PPPoE方式では設定が必要です。

GMOの場合

GMOとくとくBBは、GMOインターネットが運営しているプロバイダの一つで、ドコモ光とも提携しています。ホームページでは、設定方法を1分ほどの動画で紹介していますが、詳しい内容は書類などで確認しましょう。 また、入会時や入会後に寄せられた質問をまとめた質問集などを参考にしてもよいでしょう。また、IPoE方式のIPv6 接続にも対応していて、通常300円のWi-Fiルーターのレンタル料が、ドコモ光を利用すると無料になります。

ルーターと機器の設定方法

パソコン1台での接続

インターネットに繋ぐ端末が、1台のパソコンだけであれば、ルーターを使わずにパソコンのインターネット接続機能で設定することができます。その場合は、ONUとパソコンをLANケーブルで接続してください。その後は、パソコンのネットワーク設定画面を開いて作業をしますが、WindowsかMacか、そしてOSのバージョンなどにより異なります。

パソコン複数台での接続

複数のパソコンを接続するのであればルーターが必要になります。ブロードバンドルーターには、インターネット接続機能とLAN内の端末にIPアドレスを割り当てる機能があります。 市販のルーターには、4個ほどのLANポートが搭載されていますので、パソコンのようにLANポートを搭載した機器であれば、LANケーブルによる配線が可能です。設定は、ルーターにログインして手動で設定することも可能ですが、プロバイダが用意した接続ツールなどを利用すると更に簡単です。

無線LAN(WiFi)でiPhoneなどを接続

スマホを利用する場合、外出中は携帯電話会社の通信網でモバイルデーター通信をしていても、自宅ではWi-Fiで光回線などの固定回線に繋ぐことが多くなるはずです。その方が、スマホのデータ使用量の消費を抑えることができ、速度や安定性などの通信品質もよくなります。また、スマホやタブレットだけでなく、ルーターから離れLAN配線できない場所でパソコンを使うときもWi-Fi接続が必要です。 Wi-Fi接続は、各モバイル端末からSSID(ネットワーク名)と暗号化キーを入力して手動で設定することが可能です。また、ルーターのWPSボタンを押して自動設定したり、スマホやタブレットから設定用QRコードを読み込んだりして操作することもできます。

インターネット接続できないなら

各種サービスを利用する

インターネット接続設定は、初めての人でもそれほど難しい作業ではありませんが、パソコンやインターネットなどが苦手という人は、プロバイダの訪問サポートを利用してもよいでしょう。訪問サポートは、基本料金のほかに依頼内容によって、それぞれ料金設定されていて、通常は有料ですが初回無料のプロバイダもあります。ただし、初回でも設定台数や無料設定の範囲に制限がありますので、申し込む際は必要な作業内容と料金を確認してください。

まとめ

フレッツ光を利用中であれば転用手続きも簡単で、機器などもそのまま利用できることがほとんどですので、接続設定などもそれほど難しくはないでしょう。また、おすすめのプロバイダ4社をピックアップして紹介しましたが、ドコモ光は26のプロバイダに対応していますので、自分に合ったプロバイダを選びましょう。

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