楽天モバイルの「端末買い増し」はお得?キャンペーンと安く買う方法

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格安SIMの楽天モバイルは、端末が安く買えますが、端末のみ購入する買い増しで、キャンペーンを利用しつつ、さらに安く購入できるのでしょうか?楽天モバイルで端末をより安く購入する方法について、様々な視点から比較検討しつつ説明していきます。

楽天モバイル端末買い増しとは

楽天モバイル端末買い増しサービス

楽天モバイル会員の方は、現在の契約のまま機種変更できます。なお機種変更は買い増しと同義です(楽天モバイルの会員ページでは、機種変更の記述が多いため、以後、機種変更と表記します)。購入の方法は、楽天モバイルのWebサイト(メンバーズステーション)にて購入、または楽天モバイルショップのうち、機種変更を取り扱っている一部店舗にて購入の2種類があります。

楽天モバイル機種変更引き継ぎ

携帯電話に共通のことになりますが、機種変更する際は新しい端末へデータの移行が必要となってきます。電話帳や画像のみならず、メールの履歴、通話履歴等も残しておきたいところです。機種変更する前に、スマホにあるバックアップのアプリを1つ2つ選んでダウンロードしておき、保存先を、SDカードやGoogle Driveなどのクラウドサービスにしてバックアップしておきましょう。 また、LINE、Facebook、ゲームアプリ等、IDやパスワードが必要なものについてはメモ帳、もしくはパソコンのワードパッド等の簡易なファイルに控えておいて、新しい端末への引き継ぎに備えましょう。

楽天モバイルユーザーのみ

楽天モバイルでは、機種変更で端末のみ購入する際、会員限定で特別価格を設定しています。特に、店舗での販売より、メンバーズステーションから購入するWeb販売の方が、より安い価格で提供しております。端末の価格により値引き幅はまちまちですが、Web販売での価格が、店舗販売価格より大幅に値引きされている端末もあります。 また、一定の条件を満たした楽天モバイル会員限定で、Web販売価格よりさらに値引きをするサービスもあります。

端末のみ一人何台でも購入可能

楽天モバイルのホームページ内に、機種変更に関する注意事項が何点か記載されています。その中で「一人の会員様から多数のお申し込みをいただいた場合は、お申し込みを制限させていただく場合がございます」との記述があります。また「本特典(会員限定でかつ期間限定の特典)を利用して端末を購入した場合、お客様のお手元に届くまで次の端末を購入できません」ともあります。 つまり、楽天モバイル会員が端末を購入する際、個人単位で極端に多く購入の申し込み、または一度に複数の端末の購入を申し込まない限りは、購入台数に制限は設けていないようです。したがって、ひとたび購入者の手元にさえ端末が届けば、また次の端末を購入し、その繰り返しができるということになります。

楽天モバイル端末買い増し注意点は?

SIMサイズの確認

SIMサイズは3種類あり、標準SIM、microSIM、nanoSIMがあります。SIMの種類は端末ごとに異なっており、機種変更前の端末と機種変更後の端末のSIMサイズが異なっていた場合は、SIMサイズの変更手続きが必要となります。 例えば、SIMサイズが、機種変更前ではmicroSIM、機種変更後ではnanoSIMであった場合、SIMサイズの変更手続きをしなければなりません。メンバーズステーションから行う場合はSIM交換申請。機種変さらに対応したショップへお申し込みの場合、SIMサイズ変更も可能であるか、予め楽天モバイルのホームページ内で確認のうえで来店した方が、2度手間がなくなります。いずれの場合も交換手数料は税込3,240円となります。 なお、SIMサイズについては、楽天モバイルのホームページ内にある「端末」または「動作確認済端末」のページ、あるいはショップのカタログにて機種変更前後の端末情報を確認できます。

24分割購入、もしくは一括購入

端末の購入には何種類か支払い方法がありますが、支払いをクレジットカードにした場合のみ、24回分割払いを選択することができます。クレジットカード払いは、メンバーズステーションと機種変さらに対応したショップのどちらでも利用可能です。 その他の支払い方法は、デビットカード払いと代金引換がありますが、いずれも一括払いしかできません。詳細については後述します。 ※楽天モバイルのiphoneは海外販売モデルのみ 楽天モバイルにて取り扱っているiPhoneは海外販売モデルのため、日本国内で販売されているiPhoneとは、インストールされているアプリや設定仕様が異なる場合がありますので、注意が必要です。またiPhoneの中で、「メーカー設定整備済iPhone」と表示された端末があります。この端末は、メーカーの厳しい品質基準を満たした製品で、Apple Inc.の1年間のハードウェア保証の対象になっています。

購入後の即解約でかかる料金

楽天モバイルは、端末が安いのが魅力ですが、SIMとセットで契約する必要があります。また、通常の通話契約では、他のスマホ販売事業者と同様、例えば最低で12カ月など、長期間利用することを前提に契約し、途中で解約した場合には違約金がかかります。 しかし、楽天モバイルにある組み合わせプランのうち、データSIMプランは、最低契約期間が設けられておらず違約金も発生しないため、契約後すぐに解約して端末のみ手に入れることが可能です。このプランの中で、基本料金が525円(税込567円)の最も安いベーシックプランを選び、契約事務手数料3,394円(税込3,666円)と合わせ、最低限必要な費用は、税込4,233円で済みます。 一つ注意点は、割引キャンペーンを利用して購入した場合、データSIMでも6カ月の最低利用期間の縛りが生じ、利用期間内で解約すると、契約解除料が9,800円(税込10,584円)かかることです。

「端末買い増し」と「新規契約」比較

端末買い増しにかかる金額

端末の機種変更(買い増し)の手続きにかかる金額ですが、事務手数料は必要なく、その他機種変更時に必要な費用としては、SIMサイズを変更する必要がある場合の手数料税込3,240円だけです。それも必要なければ端末の料金のみとなります。 なお、最初の方でも触れましたが、端末の金額は、メンバーズステーションから購入する場合はWeb限定価格を設定しており、ショップで購入するより大幅に安く購入できる機種もあります。購入前に、楽天のホームページや会員サポートページ等で確認しておくことをお勧めします。

新規契約でかかる金額

では、新規契約でかかる金額はどうでしょうか。前に述べました、購入後即解約の方法で考えてみましょう。また、キャンペーンを利用し、ウインターセール(実際にはショップ販売2018年2月25日が最終日で終了済み)での金額を元に計算します。 プランは、やはりデータSIMのベーシックプランを選び、月額基本料と事務手数料合計で税込4,233円です。またキャンペーン利用のため、データSIMでも最低利用期間が6カ月あり、契約解除料が9,800円(税込10,584円)となります。端末は、キャンペーン価格46,700円(税込50,436円)のZenFone 4とし、合計した金額は、税込65,253円です。

端末買い増しが〇〇円安い

機種変更(買い増し)と新規契約(即解除)の金額についてそれぞれ検討してきましたが、実際にどちらがお得になるのか、具体的に金額で比較してみましょう。機種変更の場合、楽天モバイル限定価格にて販売され、先ほど例に挙げましたZenFone 4では、より安いWeb販売価格で48,120円、税込51,970円となります。 一方、ウインターセールで新規契約(即解除)した場合は税込65,253円でした。両者を比較すると、機種変更の方が13,283円安くなるという計算になります。もし仮に、機種変更した場合にSIMサイズの変更が必要となり、手数料を税込3,240円加算したとしても、先ほどの差額13,283円からこの金額を引いた結果、まだ機種変更の方が10,043円お得です。

キャンペーンをチェック

機種変さらにも、キャンペーンを実施している時期があり、一定の条件を満たした方について、対象の端末を特別価格にて販売しています。例えば、期間中にメンバーズステーションにログインして、またはモバイルショップにて機種変更を申し込むと、キャンペーン対象の端末に限り、特別価格で購入することができます。 こういったキャンペーンは、メンバーズステーションだけでなく、楽天モバイルのホームページ内にある「キャンペーン/特典」ページにも随時掲載されるので、こまめにチェックすると良いでしょう。

楽天モバイル端末買い増しの方法

楽天モバイル端末買い増し方法

楽天モバイル端末の機種変更(買い増し)の手順について説明します。Web販売については、まず楽天モバイルのメンバーズステーションにログインし、「各種オプションのご利用状況」内にある機種変更のサービスから「お申し込みへ」のボタンをクリックします。次の画面でも「お申し込みへ」のボタンがあり、同様にクリックすると、サービス詳細選択の画面に移りますので、購入する端末とカラーを選択します。 次にアクセサリー購入の画面に移りますが、「お客様情報入力」のボタンをクリックして飛ばしても構いません。最後のお客様情報入力画面にて、ご自身のお届け先やお支払い方法等を確認、必要に応じ変更入力・選択後、「お客様情報確認へ進む」のボタンをクリックして購入完了です。 一方、モバイルショップで購入する際に行う内容ですが、新規契約と被る部分が多いので、主に確認内容及び注意事項について説明します。事前の確認内容としては、機種変更前後のSIMサイズ確認、及び必要に応じ、来店予定のショップがSIMサイズ変更にも対応するかどうか。そして実際に持参するものは運転免許証や健康保険証+住民票などの本人確認書類と、ご自身名義のクレジットカード等です(口座振替には対応しておりません。後述します)。

Web申し込みのみ適応サービスも

機種変さらにより端末を購入する際、メンバーズステーションから購入するWeb申し込みに限り、会員限定価格にて提供しています。また、楽天モバイルに契約して11カ月~15カ月目の方限定で、なおかつWebにて申し込んだ場合のみ、会員限定価格よりさらに1,000円値引きされるサービスがあります。楽天モバイル会員になって約1年契約を継続している方はもれなく値引きされることになり、この時期に機種変更を検討している方には、またとないチャンスと言えましょう。

支払方法について

支払い方法は、メンバーズステーションとモバイルショップとで、多少異なります。先にも少し触れましたが、補足して詳細を説明します。 まず、メンバーズステーションからの購入の場合ですが、クレジットカード、デビットカードに加え、代金引換も選択できます。ただし代金引換は、月々の利用料金を口座振替にしている方のみ対象で、支払手数料が税込108円かかります。 一方、ショップでの購入の場合、クレジットカード払いとデビットカード払いのどちらかで受け付けております。なお、各支払い方法の共通点について若干補足しますと、分割払いができるのは、先に述べた通りクレジットカードのみ(全24回)です。またデビットカードで利用できるのは、楽天銀行とスルガ銀行のみですのでご注意ください。 その他、楽天独自の支払い方法として、支払いに楽天スーパーポイントを使用することもできます。

楽天モバイル買い増し端末の設定

インターネットに接続する(APN設定)

新たに購入した端末について、インターネットを利用するために、新規契約時と同様、改めてAPN設定が必要となります。まず、Android端末とiPhone共通ですが、端末に同梱されていたSIMカードの台紙によりAPN情報を確認します。「rmobile.jp」または「rmobile.co」のどちらかが記載されています。 機種変さらにより購入したAndroid端末は、楽天モバイルにて販売している端末のため、設定が登録済みです。「設定」アプリにて、前述により確認できたAPN情報が表示されているアクセスポイント名を選択し、モバイルデータ通信をONにすれば設定完了です。 iPhoneの方は少し手間がかかります。まず、wi-fi接続してからsafariを起動し、前述により確認したAPN情報(申込種別)に該当するプロファイルのURLを入力します。すると、構成プロファイルをインストールする画面が表示され、インストールが完了したら設定終了となります。

データの移行サービスはない

機種変更した場合、機種変更前の端末のデータを移行してくれるサービスはないため、ご自身で新しい端末へデータの移行作業を行う必要があります。データの引継ぎや手順等については、最初の方の「・楽天モバイル機種変更引き継ぎ」の項目にて説明したとおりです。 なお、やり方がよく分からず、ちゃんとデータ移行ができるか不安な方は、データ移行前に、オプションの「あんしんリモートサポート」を申し込んでおくと良いでしょう。電話(通話料無料)やチャットでのサポートはもちろん、操作がよく分からない場合は、専用のアプリをダウンロードしておけば、スタッフが遠隔操作までしてくれると、至れり尽くせりです。 金額は月額500円(税別)かかりますが、大事なデータを守るための費用だと思って、機種変更の前後だけ申し込み、無事終了後、すぐ解約すれば1カ月分で済みます。このサポートのありがたいところは、楽天モバイルの端末のみならず、他社のスマホやタブレット、さらにパソコン、スマート家電など、あらゆる通信機器までサポートしてくれるという点です。

「端末補償」は1契約のみ

オプションの端末補償は、端末1台にしか適用されません。つまり、機種変更した場合は、新しい端末に補償が適用され、変更前の端末は補償から外れてしまうので注意が必要です。 また、iPhone・メーカー設定整備済iPhoneは、端末補償の対象外です。機種変更前の端末を使用しなくなるのであれば、端末補償を解約する必要があります。なお同等のオプションとして「つながる端末保証・by楽天モバイル」があり、こちらの対象となります。 ただ、メーカー設定整備済iPhoneの方は、機種変更前から加入していれば対象となりますが、未加入であった場合は対象外となります。しかしメーカー設定整備済iPhoneには元々、他とは違い、1年間のハードウェア保証があり、さらに、端末購入から30日以内ならその保証の延長もできるので、それさえ気をつけていれば、特に問題はないでしょう。 楽天モバイルの機種変更については下記の記事も参考にしてみてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/2709“]

まとめ

元々安く端末を購入できる楽天モバイルは、ユーザー登録していると、キャンペーンとの組み合わせによって、さらに安く購入することができます。また、機種変更(買い増し)で購入する方が、より端末をお得に購入できることが分かりました。ただし、繰り返しますが、その恩恵を受けることができるのは、楽天モバイルユーザーであることが前提です。 携帯電話会社をどうしても変えたい場合は、最低利用期間のみ楽天モバイルを利用し、その期間を過ぎて解約すれば、契約解除料を支払う必要はなくなります。ただ、これだけお得なサービスを揃えた楽天モバイル、一度契約したらそのまま継続で利用すること自体、お得だと思いますがいかがでしょうか?

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