税金が高い国は日本以外にどこ?税金のランキングや世界の税金比較

「義務だから」ということで、何気なく税金を支払っている人も多いかもしれないですが、日本は世界でも有数の税金が高い国と言われています。他国の税金はどうでしょうか?また、税金が高いのはなぜなのでしょうか。税金の地域差などについても解説します。

日本の税金は高い?税金が高い国は?

世界の税金ランキングで日本は2位

   世界の税金が高い国ランキングは以下の通りです。 第10位はオーストリアで、税率は25%となっています。一見すると税率が高く感じられますが、学校や老人ホーム、病院施設などの社会福祉が進んでいます。 第9位はベルギーで、税率は法人税が33.99%・連邦税が55%・地方税が9%となっています。また、所得税は64%・給与税は37.84%・消費税は21%となっています。 第8位はオランダです。 税率は法人税25%、所得税52%、そして消費税21%です。 第7位はデンマークとなっており、税率は法人税が23.5%・最小所得税が46.03%・給与税が8%・売上税が25%です。日本では聞きなじみのない項目があることがわかります。加えて、最大所得税は61.03%となっています。 デンマークは、ご存じの人もいるかもしれませんが医療費・出産費・教育費が無料で、有名な言葉である「ゆりかごから墓場まで」をまさに実践している福祉国家です。 第6位はスウェーデンとなり、 税率は法人税22%・最大所得税59.7%・給与税32.42%・売上税は25%です。スウェーデンは学校の授業料がすべて無料なのが特徴です。
第5位はアイルランドとなり、税率は法人税12.5%・所得税40%・サービス税13.5%・消費税23%・給与税11%となっています。水道代金が無料という特徴があります。 第4位はフィンランドです。税率は法人税が20%・所得税が7.71~61.96%・給与税は20.64%です。そして、消費税は14%・売上税は24%となっていますが、家族への支援対策が充実している国家でもあります。父親の子育て制度も整っています。 第3位はイギリスです。税率は法人税40%・給与税15.3%~3.8%・売上税0%~11.725%・所得税55.9%です。かつては手厚い社会保障が有名でしたが、財政への負担が大きく、何度も見直しされています。 第2位は日本です。税率は法人税38.01%・所得税15~50%・給与税25.63%・消費税8%となっています。日本の税率に関しては、お馴染みという人も多いのではないでしょうか。消費税率は他国に比べて低めですが、法人税の税率が高いのが特徴です。 第1位はアルバとなっており、税率は法人税28%・最小所得税7%・売上げ税は総売上高の1.5%・所得税58.95%となっています。 ヨーロッパ(特に北ヨーロッパ)の国々が上位に入っています。税金が高いから悪いわけではなく、その税金をいかに有効に使うかが重要です。

ただし税金が高いのには理由がある

   税金が高い理由は何でしょうか。税金が高いヨーロッパの国は、社会保障が充実している事が多いのがわかります。 特に北ヨーロッパでは「ゆりかごから墓場まで」という有名な言葉の通り、生まれてから死ぬまで手厚い社会保障制度でまもられています。手厚い社会保障を受けるために高い税金を払っている、と言うこともできます。

逆に世界一税金が安い国とは?

所得税が低いのは香港

給与などの収入を得た時に支払う所得税を比べると、日本の高額所得者は住民税と合わせて50%がとられますが、香港は最高17%、シンガポールは最高21%と日本の半分以下です。税金対策で海外に移住する人がいる大きな原因がこの所得税の差なのです。

消費税ならカナダや台湾など

  物を購入した時に支払う消費税を比べると、カナダや台湾は5%で最も消費税が安い国になります。日本も8%なので、消費税が安い国の1つにあげられます。

都道府県での住民税ランキング

北海道夕張市は高め

実は、日本国内でも税金が違います。地域によって異なるのが住民税です。 住民税は、前年の所得金額に応じて課税される「所得割」と、所得金額に関わらず定額で課税される「均等割」の合計額になります。標準税率が決められており、所得割は都道府県に4%・市区町村に6%、均等割は都道府県に1,500円・市区町村に3,500円となっています。 しかし、地方公共団体は財政状況・環境保全等のため、条例を定めることによって、標準税率を超える税率で住民税を課税することが可能です。最近は標準税率によらない地方公共団体が増えてきています。住民税が全国で一番高いのは北海道夕張市です。

地域差はあるが大きな金額ではない

  所得割の基礎となる金額を仮に100万円とした場合、全国で一番高い北海道夕張市で110,500円に対し、一番安いのは沖縄県金武町で98,700円です。その差は10%程度と地域差がありますが、金額にしてみるとあまり大きな差ではありません。

日本は税金取りすぎ?払えない時は?

払えないと思ったらすぐに相談しよう

  健康保険料は、免除されたり、分納が認められたりすることがあります。住民税は免除されることはありませんが、分納は認めてもらえる事が多いので、困った時には放置せずに役所に相談しにいきましょう。

分割納付でコツコツ払うという手も

延滞金を含めて支払いが困難な場合は、分割で支払う方法もあります。まずは、収入などを含めた自分の状況を役所に行って担当者に伝え、分割納付を認めてもらうようにお願いをしてみましょう。 延滞を続けると最短1カ月で差し押さえが実行される可能性があるので、極力早く相談することがおすすめです。

まとめ

日本をはじめ、社会保障が充実している国が税金の高い国のランキング上位にきていました。特に北ヨーロッパはゆりかごから墓場まで、と生まれてから死ぬまで社会保障で守られます。税金が高いのが悪ではなく、何に税金が使われているかまで知って気持ちよく税金を支払いましょう。

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