ドコモ光ルーターの設定方法は?特徴やレンタルルーターについて解説

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光回線による高速インターネットサービスのひとつに「ドコモ光」があります。サービスの利用ではルーターを使用しますが、設定方法は手順を踏んでいく必要があり、難しいと感じる方もいることでしょう。今回は、ドコモ光のルーターの設定方法や特徴、レンタルルーターなどについて解説します。

ドコモ光のルーターについて

インターネットを複数の端末に接続

インターネットに接続する場合、ドコモ光のレンタルで利用できるルーターは複数の接続端末に対応していません。ドコモ光で用いる機器は、光回線終端装置(ONU)で、ONU単独では1台の接続端末のみの対応となっているのです。 そのため、複数の端末へ接続する際にはONUと合わせてルーターの用意が必要となります。複数台の端末を接続する予定や、現在は1台でも今後複数台になる可能性がある場合には、ONUのみでは利用不可能です。

光回線終端装置と合わせて設置

先述の通り、光回線終端装置(ONU)と合わせて設置することで、複数台の端末で接続が可能になります。ONUには同時通信機能が備わっておらず、代わりに同時通信が可能なルーターに任せなければならないためです。 電柱から光回線をつないで宅内にまで設置された後、さらにONUをケーブルで接続し、そのONUにルーターを接続するという形式になります。ルーターの設置は自分で行うことも可能ですが、工事として代行で設置してもらうことも可能です。

モデムは必要ない

通信回線のひとつとして、ADSL回線があります。これは、モデムを設置の上ルーターを接続することでインターネットの利用を実現する形式です。一方で、光回線はONUがADSL回線におけるモデムの役割を果たすため、モデムは必要ないのです。 そもそも、モデムはアナログ信号をデジタル信号に変換する機器となります。光信号をデジタル信号に変換するONUを用いる光通信においては、アナログ信号が使われないという構造上の理由です。

電話はドコモ光電話対応ルーターが必要

ドコモ光で電話をしたい場合には、ドコモ光電話対応ルーターが必要になってきます。東日本エリアでも西日本エリアでも、無線LAN機能を使わないのであれば無料ですが、無線LAN機能を使う場合・無線LANカードを追加する場合には、それぞれ月額の利用料が必要です。

ルーターの入手方法

ドコモ光からレンタルする

ルーター入手方法のひとつとして、ドコモ光からのレンタルが挙げられます。月額300円程度でレンタルでき、購入する必要がありません。レンタルでの入手においてメリットとなるのは、「規格などの正常な使用にあたって重要な点を、自分で考慮する必要がない」ということが挙げられます。

バッファロー等の市販のルータを購入

レンタルではなく購入する、という方法もあります。機種によって異なりますが、1台5,000円から10,000円の範囲で購入でき、返却する必要がありません。 メリットは、月額のレンタル料がかからない・レンタルして月額300円を長期的に支払うよりも安く費用を抑えられる、ということです。一方で、「規格がドコモ光と適合しているかどうか」を確認する必要があります。

レンタルルーターについて

3種類のルーターがある

ドコモからレンタルできるルーターは3種類あります。「RT-500KI」と「PR-500KI」、「RS-500KI」です。いずれもNTT製のルーターですが、RTは単体型ルーター、PRはONU一体型ルーター、RSは小型のONU一体型ルーターとなります。 RSは比較的新しいモデルで、3種類のうちのいずれかが届いて設置するという流れです。

レンタルルーターの料金

レンタルルーターの料金は、月額4,000円のAタイプに含まれています。なお、無線通信を利用する際に必要なLANカードは別途月額300円でレンタルが可能です。 有線通信ではなく、ケーブルの長さにとらわれない無線通信を利用する場合には必須のアイテムとなります。

レンタルルーターの設定方法

レンタルルーターの設定方法ですが、まず、インターネットエクスプローラーなどのブラウザを起動し、アドレスバーにIPアドレスを入力してアクセスします。 ユーザー名とパスワードでログインし、設定ウィザードにてプロバイダIDとパスワードを入力し、その後PPPランプなどの接続状況を示すランプが点灯すると完了です。

ルーターが届かない場合の対応方法

ルーターが届かない場合、インフォメーションセンターに連絡して確認を取りましょう。対応状況や発送予定日などを聞くことができるため、2週間程度を目安に遅いと感じた際には連絡をしてみることがおすすめです。

故障した場合の対応方法

ルーターが故障してしまった場合、交換をしてもらうことで対処をすることができます。交換に際してかかる費用の負担はなく、実質無料で交換可能です。サポートをはじめとするお問い合わせで故障の旨を伝えたのち、交換のためにルーターの郵送を行います。

ドコモ光ルーター01について

ドコモが推奨しているルーター

ドコモが推奨し、販売しているルーターに「ドコモ光ルーター01」があります。このルーターはレンタルで入手することは不可能となっており、購入することが必要です。ドコモのロゴが記された黒色の据え置き型の機器で、他の機種と同様の見た目に仕上がっています。

スペックと価格について

スペックについては、通信速度が最大867Mbps、同時接続台数は10台、規格は有線LANでIEEE.802.3ab、3u、3です。無線LANでは、IEEE802.11ac、11n、11a、11g、11bです。他の機種と比較して、ほとんどスペックの差はありません。 価格は税込9,590円ですが、基本的に割引などのキャンペーンで安く購入できるという機会はありません。同様のスペックでも8,000円程度やそれ以下の価格で購入できる機種があるため、比較的高い価格設定と言えます。

メリット、デメリットについて

ドコモ光ルーター01の購入及び利用に関するメリットは、遠隔であってもサポートが受けられることと、光ルーターセキュリティとセットで利用が可能という点です。一方でデメリットは、購入価格が高いという点です。

まとめ

ドコモ光におけるルーターは、レンタルでも購入でもメリットとデメリットがあります。比較した結果、機能や費用などの点から自身にとって扱いやすい方を選ぶようにしましょう。利用スタイルにどちらが合いそうか吟味することもポイントです。

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