SIMカッターでSIMを小さく変換!使い方を知れば失敗しない!

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格安SIMで機種変更をする際、SIMカードのサイズが合っていない場合があります。出費を抑えるために業者には頼まず、自力でSIMカードを小さくしたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、SIMカッターの使い方やリスクについて解説していきます。

SIMカッターでSIMを小さく変換できる

SIMのサイズは3種類

SIMには、実は3種類の大きさがあります。それぞれの大きさは以下の通りです。
  1. nanoSIM:12.3mm×8.8mm
  2. microSIM:15mm×12mm
  3. 標準SIM(miniSIM):25mm×15mm
SIMはスマホの機種によって対応するサイズが違うため、機種を変えるとそのままでは使えなくなることがあります。

SIMカッターはSIMを小さくする道具

SIMカードのサイズを変えられる方法として「SIMカッター」があります。SIMを切り取ることで、小さいサイズに変換可能です。SIMカッターは、例えるならば穴あけパンチやホッチキスのような形状をしてるのが特徴です。 SIMカッターには、nanoSIM用とmicroSIM用の2つのスリットがあるものや、nanoSIM専用のものなどがあるので、自分の目的に合わせて選べます。

SIMを大きくするならSIMアダプター

もしSIMをサイズアップしたい場合は、SIM変換アダプターを使用してください。 アダプターを使うことで、SIMのサイズ変更の手間を省くことができます。使い方はSIMをはめ込むだけなので、失敗のリスクが比較的低いです。アダプターを使うことで、カードのサイズが異なる複数の端末を使い分けることも可能となります。 SIMアダプターについては、こちらの記事もおすすめです。 SIMアダプターとは?抜けない時の対処法や、基本的な使い方も解説

SIMカッターの使い方とコツ

SIMカッターを実際にどのように使うのか、手順を紹介します。

SIMの向きを確認してSIMカッターにセットする

カットしたいサイズのスリットにカードをセットしてください。セットする際は必ず向きを確認します。SIMカードの四隅の、斜めに欠けている部分を目安にすると分かりやすいです。

SIMの位置を微調整する

本体裏面の窓を見て、カードの位置がずれていないか確認します。SIMカードの金属部分にはICチップが入っていますが、少しでもずれているとICチップを傷つけてしまい使用できなくなるので、必ず真っ直ぐにセットしてください。

思い切って一気にカットする

穴あけパンチの要領で、SIMカッターのレバーを一気に押し下げます。必ず平らで安定している台の上で行ないましょう。 なお、怖いからと言って慎重にゆっくり押すと失敗する可能性が高くなるため、思い切って一気にカットします。薄いとはいえ板状のものですので、ある程度の力が必要です。

SIMのバリをヤスリなどで削る

バリ(カットした縁の余分な部分)があると枠にはまらなかったり、SIMスロットにひっかかることがあるのでヤスリで削っておくのがおすすめです。 ただし、あまり削り過ぎるとトレーから落ちてしまうため、少しずつ様子を見ながら行ってください。また、削った時の粉が端末内に入らないように注意が必要です。

SIMカッターはAmazonやヨドバシ.comで入手可能

SIMカッターの値段は、数百円~1,000円程度と、変更手数料に比べるとかなりのローコストで入手できます。Amazon、ヨドバシ.comなどのネットショップや秋葉原のPC店などでも購入可能です。 なお、ネット上では、節約するために100円ショップのハサミやカッターで切った、という報告もあります。コストはかかりませんが、ハサミやカッターを使う方法も成功例・失敗例共にあるので、自信のない方はSIMカッターを使う方が無難です。

SIMカッターには失敗のリスクも

SIMカッターでSIMを小さくする方法は、必ずしも成功する訳ではありません。カットの方法を間違えたり、切ったときの衝撃でカードが破損して使用できなくなるリスクもあります。「SIMが認識されなくなった」という失敗例も多く報告されているので、くれぐれもご注意ください。

SIMカッターの使用は自己責任

SIMカードには、メールアドレスや電話番号などの大切な個人情報が入っています。カードが破損してしまうと、基本的には再発行や有償交換です。再発行してもすぐに届くわけではありませんので、1週間程度はインターネットが利用できなくなります。 さらに、SIMカッターの使用は推奨されている方法ではないため、メーカーの保証は受けられません。あくまでも自己責任となりますので、不安な場合は、破損しても良いような他のSIMで一度試すのがおすすめです。 SIMカードは利用者に貸し出されているものです。そのため、基本的に解約時には返却となります。返却時にSIMカッターでカットされていると損害金が発生する場合もあるので注意が必要です。

SIMのサイズを変換する確実で安全な方法

確実、かつ安全にサイズ変更をしたい場合は、格安SIM業者(MVNO)に頼むのが無難です。MVNOに申し込めばSIMサイズの交換に応じてくれます(2,000円~3,000円程度の手数料が必要)。ただし、一部の業者はサイズ交換に対応していないので、事前に確認しておいてください。

まとめ

SIMカッターを使えばローコストでサイズの変更ができますが、SIMカードに傷がついて使えなくなったり、最初は認識していても時間が経つとSIMカードを認識しなくなる場合もあります。あくまでも自己責任であることを忘れないようにしましょう。

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