クレジットカードでキャッシングする際の審査・返済方法と注意点

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



クレジットカードをショッピングには使っているけれど、キャッシングにはまだ使っていないという方に、借り方や返済方法、注意すべき点などをご説明します。キャッシングというだけで抵抗がある人もいるかもしれませんが、適切に利用すれば、急にお金が必要な時には強い味方になります。まずは基本的な知識から身に付けましょう。

クレジットカードのキャッシングとは

クレジットカードのキャッシングは、ほかのお金を借りる方法と比べてどういった特徴があるかを見ていきましょう。

困ったときにすぐに現金が手に入る

まず、クレジットカードを持っていれば、キャッシング枠を0円に設定していない限り、すぐに使えるというのが最大の特徴です。利用したい際に新たな審査は不要で、利用できるATMも数多くある点は、ほかの方法に比べて際立って便利な点と言えるでしょう。いまお金が必要で、ごく近い将来に返済できるという場合には、手軽な現金調達法と考えることができます。

キャッシング枠の範囲内で利用できる

クレジットカードではショッピングの枠(限度額)が設定されていますが、キャッシングにも枠が設定されています。この額は契約者の収入や、これまでのカード利用歴、返済状況などを基準に決められています。たとえばショッピング枠50万円、キャッシング枠30万円という人の場合は、キャッシングで利用できる額は30万円までとなります。 もちろん以前30万円借りたからもう借りられない、ということではありません。返済がきちんと済んでいれば、また枠までの金額は借りられます。つまり、キャッシングの枠とは、「借り入れ残高の限度額」ということになります。 また、注意が必要なのは、キャッシングの枠はショッピングの枠の中にある、ということです。上に書いたショッピング枠50万円、キャッシング枠30万円という人の場合、ショッピングで35万円使っていると、30万円キャッシングを利用することはできません。キャッシングの限度額は、ショッピング枠までの15万円ということになります。同様にキャッシングで枠一杯の30万円使っている間は、クレジットでショッピングできる枠は20万円となります。

キャッシングの審査はすぐに通る?

通常は1週間程度かかる

クレジットカードでのキャッシングの場合「すぐ使える」のは、すでに審査に通ってキャッシング枠がある場合です。キャッシングは一般に、ショッピングとは別の審査が必要になります。書類の提出が必要で、期間も一週間程度かかるのが普通です。 必要書類は、キャッシング枠50万円までだと公的機関が発行した住所と生年月日の記載がある身分証明書(運転免許証など)です。それ以上だと身分証明書のほかに収入を証明できる書類(源泉徴収票や確定申告書など)となります。 つまり、クレジットカードのうち「即日発行」のものには、発行時点では、ショッピング枠はあるがキャッシング枠は付いていないと考えた方がよいと言えます。後日改めて、キャッシング枠が付与されることになります。一部の消費者金融系クレジットカードでは、即日発行で最初からキャッシング枠が付いているものもあります。

審査が何度も不合格になる理由

審査があるということは、当然通らないということもあり得ます。クレジット会社を含む金融業者は、法の許す範囲内で借り手の情報を共有しているので、一社の審査に落ちると連鎖して次々と落ちるということもあります。では、どのような場合に審査に通りにくくなるのでしょうか。 これまでに長期延滞などの事故があれば納得もいきますが、自分には問題がないと思っているのになぜか審査に落ちたという声もあります。そうした場合に考えられる理由はいくつかあります。

ローン残高の総額が多い(住宅ローンなど有担保融資ででも2,000万以上あると厳しい)。他のカードとも合わせたショッピング・キャッシングの総額が収入に対して多すぎる。同時に複数の会社にキャッシング審査を申請している。こういった理由で審査に不合格となることがあるのです。思いがけなく審査に落ちたという時には、そういった要因がないか振り返ってみるとよいかもしれません。

キャッシングの利用方法

提携ATMやコンビニでお金を借りる

クレジットカードでキャッシングができる場所は、銀行・ショッピンングセンター内などに設けられた提携ATMのほか、コンビニATMなど、幅広く用意されています。普通に預金を下ろすのと同じような感覚で、身近な場所でスピーディーにキャッシングを利用することができます。

返済方法を選択する

返済方法には、毎月1回、銀行口座からショッピングで利用した金額と同時に引き落としになる方法と、自分でATMから入金する方法とがあります。自分で入金する場合には、一括払い、リボ払いのどちらかを選ぶことができます。 毎月口座引き落としは手間が省けて便利ですが、自分で返済のタイミングを選ぶことができません。少しでも早く返して利息を節約したい人には向いていないとも言えます。

キャッシングを利用する際の注意点


金利や返済計画を考えて利用する

当然のことですが、借りたお金は返さなくてはなりません。しかも利息を付けて、ということになります。どう返済するかという見込みのないままお金を借りることは危険です。お金を返すためにまたお金を借りる、という「自転車操業」のような状況に間違ってもならないように、しっかりとした返済計画を持ってからキャッシングを利用するようにしましょう。 また、利息の金額も確かめておきましょう。例えば、年利18%で5万円を1ヶ月(30日)借りたとすると、1月あたりの利息は 50,000(借入額)×0.18(年利)÷365(1年の日数)×30(1ヶ月の日数)≒739.7 約740円ということになります。大した金額ではないと思うかもしれませんが、期間が長くなったり、借入金額が大きくなったりすると驚くほど高くなることもあり得ます。できる限り金利の安い会社を選び、できる限り早く返す、というのが鉄則です。

ショッピング枠が減る

また上にも書いたように、キャッシングの枠はショッピングの枠に含まれているため、借り入れを行っている分、ショッピングの枠が減ることになります。クレジットカードで大きな買い物をする予定がある時などは、注意が必要です。

海外キャッシングのメリット

クレジットカードでのキャッシングは国内だけでなく、海外でも使えます。しかも国内とは違った大きなメリットがあります。

現金を持ち歩かなくてもいいので安心

最大のメリットは、クレジットカードで必要な分だけキャッシングをするようにすれば、現金を持ち歩かないですむことです。海外では、日本と同じような防犯対策では甘すぎる場合もあります。治安の悪い地域もあるので、多額の現金は持ち歩かないほうが安心です。 海外でのキャッシングにはもちろん利息の外に為替手数料もかかってきますが、現金で現地通貨に交換する際も手数料はかかります。むしろ、クレジットカードでのキャッシングのほうが安くすむこともあります。

世界中で利用できる

VISA、Master Cardなどの国際ブランドの提携クレジットカードを持っていれば、世界中で使えます。またJCBなど、海外の都市での日本語でのサポートが充実しているカードもありますので、目的に合わせてカード会社は選ぶとよいでしょう。

まとめ

クレジットカードは本来ショッピングのためのものですが、キャッシング機能もうまく使えば、便利で役に立つものと言えます。急にお金が必要になって困った時のための備えとして、特徴や使い方を知っておくと安心です。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。