【いい意味の四字熟語15選】心に響く言葉や元気が出る言葉など厳選紹介!

いい意味の四字熟語にはどんなものがあるか、知りたいと思っていませんか?心に響くものや笑顔になれる言葉など、素敵な四字熟語をたっぷりとご紹介します。人に贈りたくなる四字熟語もご紹介するので、ぜひ参考にして使ってみてくださいね。

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【心に響く】いい意味の四字熟語3選

①一心一意(いっしんいちい)

パソコンでデザインの仕事に集中する男性

一心一意とは、一切迷うことなく1つのことをまっすぐに思うことを意味する四字熟語です。「一心」も「一意」も、どちらも1つのことに集中している様子を表しています。

途中に様々な誘惑があろうとも、心が揺れずにまっすぐに目的に向かう様を表す、かっこいい四字熟語ですよ。仕事や学業、スポーツなど、目標があればどんな場面でも使えます。一心一意は、座右の銘にもぴったりですよ。

②明鏡止水(めいきょうしすい)

夕焼けの中の富士山と湖

明鏡止水は、澄み切って落ち着いた心の様を表す四字熟語です。「明鏡」とは汚れや曇りのない鏡を表し、「止水」は静かに止まって澄んでいる水を意味します。剣道用語でも名言として使われることもあり、明鏡止水の心で対戦相手を見ていると隙が分かると言われていますよ。

漢字自体も「鏡」や「水」といった綺麗なイメージのものが使われています。心の穏やかな状態を表すので、落ち着いて素敵な人に見られたいならぜひ使ってみましょう。書道で書いてみるのも、清らかな気持ちになれておすすめですよ。

③四海同胞(しかいどうほう)

1つのスマホをのぞき込む様々な人種の人たち

四海同胞は、他人と接するときにいつも真心や礼儀を持てば、どんな人とでも兄弟のように親しくなれるという意味です。同時に、全世界の人間はみな兄弟のように仲良くするべきだという教えでもあります。「四海」とは4つ方向の海を指し、全世界を意味しています。

世界には様々な宗教や考えの人が存在し、それが原因となった争いがたくさん起きていますね。四海同胞の思いで人と接すれば、どんな人とでも仲良くなれるのだと覚えておきましょう。

【前向き】いい意味の四字熟語3選


①百折不撓(ひゃくせつふとう)

腕立て伏せをする女性

百折不撓とは何度失敗しても信念を曲げないという固い意志を表す、ポジティブな意味の四字熟語です。「百折」とは何度も失敗すること、「不撓」とは決して折れないことを指しています。

意志がとても固いことの例えで、何度失敗しても絶対に諦めないことを意味する名言です。百折不撓の精神で目標に立ち向かえば、きっとどんな困難も乗り切れますよ。

②猪突猛進(ちょとつもうしん)

海辺をランニングする男性

猪突猛進は、ほかのことにはお構いなしに、目標だけにまっすぐ突き進むことを表す有名な四字熟語です。「猪突」はまっすぐ突進する習性のあるイノシシを表しており、「猛進」はものすごい勢いで進むことを意味しています。

猪突猛進は、周りが見えなくなるほどに、とにかく目標に向かって必死に努力する様の例えです。どうしても成し遂げなければならない高い目標を持っている人は、ぜひ座右の銘にしてみましょう。

③雲外蒼天(うんがいそうてん)

太陽と青空

雲外蒼天は、努力して困難を乗り越えれば必ず明るい未来が拓け、良いことが待っているという意味の四字熟語です。「雲外」は雲の向こう側、「蒼天」というのは青い空のことを指しています。今は土砂降りの雨でも、いずれは雨雲が去って晴天がやってくるという例えです。

雲外蒼天を座右の銘にすれば、どんなに苦しいときでも、その先にある明るい未来を信じられます。そうすれば、きっと最後までやり切れますよ。そして、苦しかったことは懐かしい思い出のように感じられるでしょう。

【笑顔になれる】いい意味の四字熟語3選


①和気藹藹(わきあいあい)

一緒に食事を楽しむ家族

和気藹藹は、楽しく和やかな雰囲気を表す有名な四字熟語です。「和気」とは和やかな良い雰囲気を意味し、「藹藹」は穏やかな様子を表しています。「和気藹々」と書き表すこともありますよ。

その場にいる人たちがお互いに打ち解け、和やかで良い雰囲気であることを指しています。楽しく和やかな雰囲気を表すので、職場でも家庭などのプライベートでも使える便利な四字熟語です。和気藹々とした雰囲気を醸し出そうとすると元気が出るので、ぜひ積極的に使ってみましょう。

②自由闊達(じゆうかったつ)

空港で飛行機に乗るのを待つ女性

自由闊達は、何にも縛られずに、自分の思うように行動できている様子を表す四字熟語です。「自由」は勝手に行動するという意味を持つと同時に、自分の意志で動くことも表します。「闊達」とは心が広く、小さなことには拘らないという意味です。「闊達」という言葉で、「自由」という言葉を強調している四字熟語ですよ。

自由闊達は、自分の思うままに行動している人に対してよく使われますが、決してネガティブな意味合いではありません。「あの人は自由で羨ましい」と思う気持ちを加味しながら使われるので、もし周囲の人から言われたら喜んで良い四字熟語です。

③順風満帆(じゅんぷうまんぱん)

帆を張って海を進む船

順風満帆は、物事が思い通りに順調に進む様子を表す四字熟語です。「順風」は文字通り追い風を表し、「満帆」は船の帆をめいっぱいに張る様子を意味しますよ。海に出た船が帆をめいっぱいに張り、追い風を受けて目的地に順調に進むことを例えた言葉になっています。

順風満帆は、じゅんぷうまん「ぱん」と読みます。じゅんぷうまん「ぽ」と読んでしまう人も多いですが、間違っているので気を付けましょう。順風満帆に人生を歩んでいる人は、自分にも自信が持てて毎日が充実し、笑顔で過ごせます。そんな前向きな四字熟語なので、積極的に使ってみましょう。

【努力している人へ】いい意味の四字熟語3選


①臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

標高の高い雪山に上る人たち

臥薪嘗胆は、敵を討とうと様々な困難に立ち向かって努力する様を表す四字熟語です。もともとは復讐を成功させるために苦労に耐えるという、中国の故事成語の中の言葉が発端になっていますよ。

現代では復讐に限らず、目的を成功させるためにあらゆる困難に耐えることを総合的にあらわしています。そのため、受験勉強中の学生や病気と闘って入院している人などが、臥薪嘗胆を座右の銘にすることもありますよ。スポーツの記録などに挑戦している人が使うのも、かっこいいのでおすすめです。

②不撓不屈(ふとうふくつ)

ハードなトレーニングをする女性

不撓不屈は、どんな困難にあっても挫折しないで、強い精神をもって立ち向かうことを意味します。「不撓不屈の精神で~」といった言い回しでスピーチにもよく使われる、有名な四字熟語です。「不撓」はたゆまないことを表し、「不屈」は決して屈しないことを意味します。

受験生や、難しいプロジェクトに取り組んでいるビジネスマンなどにぴったりな名言です。言葉を反対に入れ替えて「不屈不撓」という場合もありますが、意味は全く同じですよ。人生を不撓不屈の精神で歩んでいる人は、周囲からかっこいいと思われます。必死で頑張っている人に贈るのも素敵ですよ。

③初志貫徹(しょしかんてつ)

自宅の机で必死に勉強する少年

初志貫徹は、初めに決めた目標を最後まで貫き通すことを表す有名な言葉です。「初志」は最初に決めた目標や意志を表し、「貫徹」は最後までやり通すことを意味します。

漠然とした憧れなどではなく、はっきりとした目標が「意志」です。そんな意志を持って最後まで努力をし続ける姿は、男性でも女性でも、大人でも子供でも素敵ですよ。何かはっきりとした目標を立てた際には、目に付くところに「初志貫徹」と書いた用紙を貼っておきましょう。最後まで目標を忘れずに頑張れますよ。

【人に贈る】いい意味の四字熟語3選

①落月屋梁(らくげつおくりょう)

暗闇の中にボンヤリ光る満月

落月屋梁は、友達のことを想う切ない心情を表す四字熟語です。落月屋梁の発祥は、中国の唐の時代の詩人である杜甫の詩ですよ。杜甫が沈みかけた月が梁を照らす様子を見て、投獄された友人のことを考え作った詩が発祥になっています。

「落月」は文字のまま月が沈むことを意味し、「屋梁」は屋根の梁のことです。言葉を入れ替えて「屋梁落月」ということもあります。遠く離れた友人や家族のことを思って、切ない気持ちになっていると伝えたいときに贈る美しい言葉です。淋しいと思っていることを伝えたくなったら、ぜひ手紙やメールで使ってみましょう。

②堅忍不抜(けんにんふばつ)

カフェで本を山積みにして勉強する女性

堅忍不抜は、どれだけ辛いことが起きても動揺せずに耐え忍ぶことを意味する四字熟語です。中国の昔の書家が残した言葉が発祥になっています。「昔の偉人は才能を持っていただけではなく、我慢強く耐えて動じない心を持っていた」という言葉です。

「堅忍」は我慢強いことを表し、「不抜」は抜くことができない、つまり固い意志で揺るがないことを意味します。何らかの目標に向かって努力する人は、途中で様々な困難に出会うでしょう。それでも動揺せずに目標に向かって頑張って欲しいという気持ちを伝えられるので、受験生などに贈ると良いですよ。

③銘肌鏤骨(めいきるこつ)

夕日の中で隣の空いたブランコに乗る女性

銘肌鏤骨は、心に深く刻み込んで忘れないこと表す四字熟語です。めいき「る」こつと読みますが、めいき「ろう」こつと読む場合もありますよ。「銘肌」とは肌に刻み込むことを意味し、「鏤骨」は骨に刻むことを表しています。

肌や骨に刻むと聞くと少し怖いイメージを持つ人もいますが、大切な思い出は刻み込むほどしっかり覚えておきたいという例えです。大切な人と離れなければならなくなったときに、思い出を忘れませんという意味で贈ると良いですね。思い出だけでなく、尊敬する人から心に刻みたい素敵な言葉をもらった場合にもおすすめです。

いい意味の四字熟語を使ってみよう

四字熟語には、座右の銘にもぴったりないい意味の言葉がたくさんあります。心に響くものや前向きになれる言葉だけでなく、人に贈りたくなる名言もありますね。普段の会話ではなかなか使いづらい四字熟語ですが、素敵な言葉がたくさんあります。ぜひ会話や手紙、メールの中に四字熟語を取り入れてみましょう。

四字熟語を学んで自分の座右の銘が欲しいと思った人には、下記の記事もおすすめです。四字熟語だけでなく、ことわざや言葉など、座右の銘にぴったりなかっこいいものがたくさん紹介されています。かっこいい座右の銘を作って人生を豊かに過ごしたい人は、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

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