定期預金のメリット・デメリット!ゆうちょやメガバンク等何がいい?

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普通預金と定期預金の違いや、定期預金のメリットはなんでしょうか?定期預金のしくみを中心にその違いを説明します。ゆうちょやメガバンクなど多数ある金融機関のどこを選んで預け入れすれば良いかそれぞれのメリットなどをまとめます。

定期預金とは?どのくらい増える?

お金を貯めるための預金のこと

定期預金とは、預け入れる期間を定めて、その期間内は引き出せないという契約のもと、銀行にお金を預ける金融商品になります。いつでも出し入れ可能な普通預金に比べて定めた期間内引き出すことができない分、普通預金より高い金利で運用してもらえます。 記念日など満期の日を自分自身で設定し、その指定された日に限り年に1回引き出すことができる定期預金などがあります。預け入れ期間、金利などは金融機関によって異なるので、預ける前に確認しておきましょう。 当初の金利が満期まで続く固定金利と、半年ごとに金利を見直す変動金利があります。1ヶ月以上3年未満は、預けたお金にだけ利息がつく単利型がほとんどです。3年以上のものには、元本と利息に更に利息が付く半年複利型もあります。

普通預金よりも金利は高い

大手都市銀行における、普通預金と定期預金の金利にはどれくらいの差があるのでしょうか?普通預金金利は、およそ0.02%です。 定期預金金利(1年もの)は、およそ0.025%です。若干、定期預金の金利が高いです。また預け入れ期間が長くなれば、金利は0.1%ほどまであがることもあります。

預け入れ期間は短期〜長期まで様々

定期預金は、預け入れ期間が1ヶ月のものから2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、5年や10年のものなど、さまざまです。期間が長くなればなるほど、金利が高くなります。

通帳式と証書式の2種類がある

通帳式は通帳(冊子)を発行してもらい、預け入れをするタイミングごとに印字され、いつ預け入れを行い、いつ引き出したかがわかるようになっています。定期預金では、設定した期間内は引き出しができませんが、預け入れは自由にできます。 証書式では、銀行などの金融機関から「あなたは当行に定期預金としてxx円の預金をしました」ということを証明した書類が発行されます。通帳式と異なるのは、預け入れをした時のお金の動きが一切把握できないことです。 通帳の場合は、いついくら預け入れをしたという記録が残りますが、証書式の場合は、記録が残りません。また、証書は1枚の書類です。定期預金は長期間の契約で、頻繁に利用するものではないため、保管に困るかもしれません。当然ながら、証書がなければ満期になってもお金を受け取ることができません。紛失した場合は、手続きを行って再発行をしてもらう必要があります。

定期預金のメリットとは?

一定期間引き出せないので貯めやすい

貯蓄が目的である定期預金は、満期になるまで下ろせないという制限がかかっています。途中で下ろすためには中途解約の手続きが必要な場合があります。確実に貯蓄をしたいという方は、いつでも引き落とせる普通預金よりも、引き落としに制限がかかっている定期預金の方がおすすめです。

預ける期間が長いと金利も高くなる

基本的に、普通預金より定期預金の方が金利が高いです。定期預金の中でも、期間が長くなるほど金利が高くなります。銀行によって選べる期間は異なりますが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、半年、1年などです。長いものでは、10年間預金できる銀行もあります。

一定までの元本は保護される

金融機関には、預金保険制度というものがあります。定期預金をしている金融機関が経営破たんしても、預金保険制度によって元金が1000万円まで保護されます。貯蓄の方法にはさまざまなものがありますが、預金保険が適用されるのは金融機関の強みです。

銀行側のメリットについて

銀行は、預金を使って企業等に投資を行い、金利等の利益を得ます。普通預金はいつ引き出されるかわからないため、長期的に投資資金にすることが難しくなります。それに対し、定期預金は期間が読めるので長期的な投資を行いやすいです。定期預金の金利よりも高い金利で投資することにより、その差分が銀行の収益になります。

定期預金を担保に融資も可能

定期預金を担保としたローンは非常に利用しやすい貸付です。定期預金を崩さずにそのまま差し入れることができるというのは大きなメリットです。本来なら定期預金を満期前に解約して現金化しなければなりませんが、定期預金を担保にすれば避けることができます。当然、金利はかかりますが、カードローンなどに比べて低金利の傾向にあります。一般的には預金金利+0.5%で借りることができ、1%を超えることはほぼありません。 また、手続きが簡単です。例えば不動産に抵当権を設定する場合、司法書士に手続きを依頼しなければならないため、費用や時間がかかります。定期預金は、自分の口座のお金を担保にできるため、なにかあった場合も定期預金で相殺できる安心感もあります。

意味ない?定期預金のデメリットとは

資産運用の中では低金利

金融機関への預金で得られる金利は、基本的には投資などに比べて低いものです。定期預金は、普通預金と比較すると高金利ではありますが、それでも投資に比べたら低金利となっています。

おすすめの定期預金や比較

ゆうちょの定期預金

1,000円以上を1,000円単位で預けることができます。預ける期間は1ヶ月~5年まで幅広くあります。長期固定金利のため、契約した時の金利がそのまま付与されます。また、お金を使う時期が決まっていない場合は、自動継続にすることができます。都会だけでなく地方にも支店やATMが多いため便利です。

メガバンクの定期預金

三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3つのメガバンクが安全性ではトップクラスとされいます。さまざまな定期預金の方法がありますが、1年縛りのもので比較すると、3行とも0.01%となっています。(2018年1月現在)こちらは、ゆうちょとも同じ額です。都市部では支店が豊富であるというメリットがありますが、地域によってはゆうちょほど支店数が無いかもしれません。

定期預金金利の高い銀行の見分け方

少しでも金利の高い定期預金プランを探したい場合、多数ある銀行のサイトをひとつひとつ確認するのは手間がかかります。そこで、まずは上限となっている金利の値を確認しましょう。金利の上限は市場金利になります。そのため、市場金利を確認すれば、設定可能な上限の金利を把握することができます。「上限の金利を設定している銀行を調べる→一定数ずつ金利の値を下げながら調べる」という方法を取れば、際限なく上の金利を探すことを避けられます。 また、比較サイトを利用するという方法もあります。その場合は、情報が古くないか注意してください。

キャンペーンなどを利用する方法

新規で口座を作り、大口(50万円など)を預け入れすると粗品や地方の特産品をもらえることがあります。金利だけでなく、キャンペーンを利用してどのようなものを得られるのかも気にかけてみてはいかがでしょうか。

まとめ

定期預金のメリット・デメリットを説明しました。普通預金に比べて金利が増えますが、資産運用の中では低金利の部類に入ります。一定期間引き落としができないという縛りがあるため、普通預金ではなかなか預金を貯められないという方には向いていると言えるでしょう。

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